小谷 まなぶの中国ビジネス日記~2009年11月掲載記事(2):エクスプロア・ブログ
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一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




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【イベント、講演依頼】



小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

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2009年11月21日 上海万博の便乗商売にご注意を!
 先日、あるお客様から相談をされました。「上海の万博会場の近くで、万博開催時期と同時期に、イベント会場が開かれるということで、出店してみないか?と誘われています。小谷さん、どうおもいますか?」
 
 それで、私もその資料を見て思わず言いました。「こんな場所でイベント会場と開くということですが、万博会場からまったく近くないですよ。お客さんもこんな不便な場所には、流れてこないと思います。」
 と答えた。
 
 その方も、上海には、なんどか来ているのですが、実際に、現地を視察したわけでもなく、話が面白そうだから乗ってみようと考えているとのことだった。

 金額を聞いて、1000万円近い出展料金。テナントの出展場所は、辺鄙な場所で、屋台レベルの小さい場所。しかも、交通の便も、人通りも決して多くない場所。

 なんどか、その方に説明しても、なかなか理解してもらえないようでしたので、今日は、その場所まで、車に乗せて案内させていただきました。

 その方の言葉、「ああ、ここなら、厳しいなぁ・・。」とつぶやいていました。

 
 上海万博関連の便乗商売というのは、結構あると聞きます。大きなイベントですので、その付帯するイベントなど開催、また、それに対する投資案件などの話が結構あると聞きます。
 本当に、その話が、本物なのか?投資する価値があるのか、現地に、視察して、現地のことを理解している人に、意見を聞くことが大切だと思います。


■ 上海万博、来年です。楽しみにしていますが、怪しい便乗商売には、(投資案件)などには、ご注意を!!


2009年11月21日 景気の悪いときは、不景気な話を聞かないように逃げる。
 今日は、名古屋の設計会社の社長と、友人社長、数名と焼肉屋で食事をしました。その中で、名古屋の設計会社の社長が、こんな話をしていました。

 「今年に入ってからの不景気は、半端ないものになりました。今まで景気良さそうだった、先輩の社長も、最近の言葉は、『この不景気でどうしたらいいのか分からない。』と嘆いている。もう、みんなで傷の舐めあいを行なっているだけだ。」と話していました。そして、その社長が言ったことは、「たとえ、不景気で苦しくても、苦しいばかり言っていても何も始まらない。だから、そんな不景気な言葉が聞こえない上海に来たくて、たまらなくなりました。」と話していました。
 
 やはり、悪いイメージや、考えが、多くの人が同時にもつことで伝播しやすくなります。周囲の人が、景気悪そうな顔をしていると、景気悪くなくても、景気が悪いイメージを引き込んでしまい。本当に、精神的に病んでしまいます。
 
 
 経営者は、幸運をもたらすことが、一番大切だと思います。
 経営者に一番求められていることは、組織の中で一番運気が強いことだと思います。

 運が強い人間の廻りに、良い事が起こりやすくなります。

 だから、経営者は、運が悪くなる考え方から、逃げ出す必要があります。

 運がよくなりたければ、運が良い人と多く付き合うことです。、これは、一番大切なことだと思います。


2009年11月20日 中国に移転する日本企業のビジネスモデル。
 最近は、『毎日のように中国に進出したいのですが・・』という問い合わせを受けるようになった。

 日本が民主党政権に変わってから、特に中国進出をしたいという、相談が増えている。なぜ、そのような傾向が強まったのか?原因として考えられるのは、中国重視の政策が強化されたこと。また、背景には、自動車販売台数が、世界第一位に今年なったこと。日本のGDPを中国が追い越したなどの報道が多く出たこと。

 また、中国に関する本で、世界の経済の覇者は、中国になると書かれた書物が増えたことなどが、原因していると思います。
 何れにしろ、中国へ、今進出しなければ、いけないという経営者の感覚は強まっている。
 中国でビジネスしたい経営者にいろいろ話を聞いてみて、その意見まとめると、「日本で商売していても、これ以上、伸びる気がしない。」「銀行など貸し渋りがひどく、日本で新たな投資をするビジネスが考えにくい。」「自己資金を投入するなら、可能性のある中国で」「取引先が、中国に出て行ったので、中国でのサービス展開をしなければ、日本本体の事業も終わってしまう。」などの意見が多い。
 
 結論は、世の中が中国に向いているので、中国進出をしなければならない。日本の不景気が、中国進出に追い風を吹かせている。と言うことになると思う。

 中国に進出の話が増えれば、私の商売的に言えば、ありがたいのですが、問題は、母国である日本がどうなっていくのか不安を覚える。
 
 しかし、今後、この傾向は、益々強くなるのではないかと思ってしまう。
 
 コストを求めてた空洞化が、当初起こった企業の海外転出だったが、今は、生きるために仕方がないという理由での海外転出が続いている。
 日本の経済を見ていて、本当に厳しいのは、来年以降ではないかとおもう。


2009年11月20日 緊急事態、中国進出をしなければ!
 昨日は、ある名古屋のお客様と夕食をとりました。その際に、こんな話を聞きました。「先日、聞いた話ですが、愛知の自動車メーカーが、部品調達を中国から行なうという話がでてきたので、今、名古屋周辺の自動車関連の部品メーカーは、何とかして、中国に行って部品製造業、もしくは、部品調達の商社業を行なわなければ、今まで行なっていた取引ができなくなのではないか・・」という不安を、多くの人が話しているそうです。

 確かに、今年は、中国の自動車販売台数は、アメリカを抜いて世界第一になっています。世界の自動車メーカーも中国での製造販売に力を入れています。

 このような状況下で、中国市場でどれだけシュアが取れるかが、自動車メーカーとして、自動車販売台数のシュア獲得合戦で、非常に重要なポイントになっていることは、確かだと思います。

 今まで、日本製造で・・・日本からなかなか海外に行こうとしなかった愛知周辺の自動車部品メーカーも、こうなると、中国に行く以外方法がなくなった。と話しているようです。
 
 今の中国進出は、「経営者としては、行きたいとか、行きたくないとか、言ってられない状況、中国に行かなければ、やっていけない。」という状況での中国進出案件がこれから益々ふえるのではないかと思います。
 
 中国国内販売を行なうための企業の設立の案件も非常に増えています。

 問屋業としての卸業に関しては、外資でも今は特に会社設立は難しくありません。
 ビジネスモデル的に言えば、 B TO Bとしての卸業です。
 
 会社設立当初は、小規模納税人資格になるので、一般領収書だけしか、税務局から買うことができません。そうなると、メーカーから、絶対に増値税領収書を出してほしいといわれると困ります。一般納税者になるには、80万元以上 実際には、(80万元×1.17)の売り上げ実績をつくることが先に要求されます。

 そこが、今よく問題になっている点です。会社設立当初は、小規模納税人としての資格だけで、増値税領収書が手に入らない。売り先のメーカーからは、増値税領収書を提出で来ることが納品条件だ。といわれると困ってしまいます。
 
 中国で商売する際には、何か商売は、ゲームのような感覚です。一つのレベルをクリアーできなければ、次のステージに進めない。
 実績のない人は、次のステージで商売できない。ということでしょう。

 ですから、いきなり中国に来て商売が簡単にできるか?と言えば、前もって知っておかなければならないルールが沢山有ります。

 会社登記したからとって、営業実績がない企業に対しては、いろんな権利をあたえられないという事実があります。
 その辺を踏まえて、中国進出の準備をすすめてほしいものです。

 会社を中国に作ったからと言って、すべての権利をすぐにもらえるのでないかと思えば、それは、違います。中国でのビジネスルールは、実績重視です。

 あせって、進出してきても、すぐに動けない状況があるかもしれないということを知ってほしいです。ですから、ぎりぎりまで、何もしないで、突然、動いても、中国ビジネスは、うまく出来ないということが言えます。
 
 

■中国ビジネスは、実績を上げられない人は、永遠と、チャンスが与えられないと思う方、クリックを!!



2009年11月19日 現地法人設立 おめでとうございます。
アルシステム 上海現地法人設立
 今日は、弊社のお客様で、日本で床暖房メーカーを行なっているアルシステム様が上海現地法人の登記が完了しました。おめでとうございます。

※ 11月12日の東京セミナーの際のアルシステムブログの紹介

 アルシステム様は、日本では、電気式床暖房のシュアトップクラスのメーカーです。上海に現地法人を作り、中国国内での床暖房の設置、販売をこれから行なっていきます。現在、中国いたるところから、床暖房を導入したいと言うことで引き合いがあります。
 今後の展開が相当期待できます。

 今回、弊社がアルシステム様の現地法人の登記を行ないました。期間的にも登記開始から、営業許可証が出てくるまで、約3ヶ月かかりましたが、作業的には、スムーズに登記が完了できました。

 私自身も、上海で会社登記の代行の仕事を行なって6年以上になりますが、営業許可証が出てきたときは、非常に嬉しく思います。
 

■上海で会社登記に関する情報は!!


2009年11月19日 自宅兼事務所を作る技?
 これも、結構聞かれることですが、「上海で、会社設立当初、費用もかかるので、できれば、自宅とオフィスを同じ場所で行いたい。」という方がいます。
 工商管理局の規定では、「事務所は、商用物件で行なうこと」となっています。

 それは、どこを見て決めるかは、不動産登記簿を見れば、「用途」の蘭に 商用と記載されていることが条件になっています。
 
 これは、物件の数は少ないのですが、「商用と住居 共に可」という物件 商住两用という物件があります。
 
 このような物件ですと、オフィスと自宅(仮住居)にすることが可能です。
 一般的にホテル式マンションなどは、商住两用という物件である場合が多いです。
 不動産屋に行って聞いてみれば、そのような物件を紹介してもらえます。

 弊社のクライアントのなかでも「会社登記は、経済園区に本社登記をして、市内中心地のオフィスは、商住两用の物件を使ったオフィス」という企業もあります。

 会社登記を行なった際に、税務局が、どこで事務作業をしているのかをチェックしに来ます。その際に、商住两用の物件に事務所を入れていても、あまりにも、自宅だなぁと思われる荷物を置いておくと、「突っ込まれる」ことがありますが、きちんと整理して、オフィスだなぁと思わせる室内にしておくと、特に問題はありません。
 
 商住两用の物件は、生活空間としてのお風呂やトイレ、また、洗面設備、キッチンなどが、付いている場合が多いです。
 
 コストを抑えたい人は、不動産屋に聞いてください。
 経済園区に登記をしたい人は、私がお手伝いしてもOKです。
 
 

 


2009年11月19日 江蘇省海安人民政府との交渉 政府交渉について
 明日は、江蘇省海安人民政府の方が弊社に来られます。打ち合わせの内容は、「開発区に、工場建設の案件」です。
 明日は、外資系企業の一社と、内資企業の1社が、江蘇省の海安に工場を投資して作るという話がありますので、その打ち合わせに参加します。

 私自身は、江蘇省海安人民政府の開発区高級顧問を引き受けていますので、企業誘致の際のアドバイザーとしてお手伝いしています。
 
 中国でビジネスをする際には、如何に決裁権の持っている政府のトップと関係を構築するかがポイントになります。
 
 よく中国に進出したいと考えている日本の方から聞かれるのですが、「中国でビジネスをする感覚とは、どういう感覚ですか、何かアドバイスは、ありませんか?」と問われます。

 私は、答えはいつもおなじで、「中国で商売するということは、一番偉いのが中国政府 中国政府の管理下で仕事をしているという感覚を常に忘れてはいけないです。そして、中国政府を見えていて感じることは、中国政府は、世界最大の会社組織であると思えば、中国のことが理解できます。会社組織ならば、国をあげて、利益の上がることを行ないます。また、国際ビジネスの分野でも、国が勝ち組になれるように交渉します。」

 地方政府の考え方で、一番目指しているのが、雇用維持です。地域住民の雇用を安定させることに相当力を入れています。
 雇用が促進するならば、政府しても、企業を応援するという立場を取っています。
 
 中国ビジネスが、ブームになってきていますが、中国に来て忘れてはいけないことは、中国の国民のためになるビジネスモデルを考えること。地域貢献、雇用促進、そして、文化レベルの向上です。
 
 中国でビジネスをして、この街から排除されないビジネスをするには、社会貢献という思いを忘れないことが大切です。

 私も、中国で13年間生きています。なぜ、この街で生きて来れたかは、理由は、簡単です。日本と中国を繋ぐという意識を持って、中国の発展に寄与できるビジネスを行なってきたからです。
 中国ビジネスセミナーや、中国に対するビジネス啓蒙の作業についても、日本人であって、中国との友好関係を構築するための作業を行なっているからです。

 ですから、新しく進出している中国ビジネスを夢を見ている人に言いたい事は、心から、真の協力者を見つけたいと思うならば、心から、日中の友好、そして、中国の地域経済に貢献したビジネスを行ないたいと思うことが大切です。
 その精神があれば、協力者は、中国でも多くあわられます。

 中国人は、よく人のことを、見ています。誰が、一体、福を持ってきてくれるのか?福とは、お金だけでは有りません。人の関係、そして、チャンスです。
 
 人間が繋がることで、新たなチャンスが生まれ、そして、福が来ます。
 
 その感覚を持つことが、中国ビジネスで生きて行くための最大のポイントです。


2009年11月18日 香港法人 タックスヘイブンの仕組み
 国際貿易を行なっているとよく利用させるのが、香港を利用した三国間貿易、なぜ、三国間貿易を行いのでしょうか?海外で資材調達をしている企業にとって、三国間貿易を行うメリットがどこにあるか今日は、書いてみたいと思います。

 香港とは、タックスヘイブンといわれる地域で、税金上の優遇があります。その優遇制度がどのようになっているかは、あまり説明した文献が少ないと思いますので、私自身が、中国上海と香港に法人を持ってビジネスを行なっていますので、経験談から、香港を使った3国間貿易のメリットについて簡単に説明したいと思います。
 香港法人というと、何か日本では、税金逃れの法人として、あまり良いイメージがないと思いますが、しかし、香港は、まったくの無税かと言えば、そうではありません。香港市内で収益の上がるビジネスを行なえば、16.5%の利得税(リーダースイ)という所得税がかかります。
 
 それでは、なぜ、香港法人が非常に税制面でメリットがあるといわれる原因に、『海外から送金されてきた(資金)に対して、税金をかけない制度』【オフショア法人口座】があります。送金に対する規制は、特に厳しい規定は設けていません。
 中国国内の企業の場合は、貿易権などのない企業の場合は、外貨送金を規制していますが、香港法人の場合の海外送金に対する規制などは、一般的にありません。国際貿易に対する資金送金、投資に対する国際送金など、自由に海外との国際送金を行なうことができます。

 例えば、アメリカから香港法人に送金して、その一部の資金を日本に再送金をした場合、香港に利益が残ります。
 香港に残った利益に関しては、その資金が『海外から送金されてきた資金』という事であれば、課税対象になりません。



 アジア諸国で言えば、タックスヘイブンで有名な地域は、香港、シンガポールです。香港法人がなぜ人気が有るかは、私が思うに、シンガポールより法人口座の維持条件のハードルが低い点にあると思います。
 また、香港法人は、登記上、最低1名から登記することができ、外国人であってもパスポートのコピー及び、登記申請に必要な書類にサインをするだけで、1ヶ月程度で法人登記が完了します。
 そのようなお手軽さがあるのが、香港法人です。

 また、資本金に関しては、最低資本金は、1香港ドル~ということですので、登記に関する資金面でハードルが低い点があります。
 そのような理由から、香港に法人をもつ企業が多いということがいえると思います。

 香港は自由貿易港、金融都市として発展してきました。それを支えたのが、海外からの外貨です。香港に資本が流入する仕組で、香港以外の外国から送金されてきた資金に対して課税されないという利点を使って行なうのが、香港を使った三国間貿易です。


中国貿易のについて興味がある方クリックを!!


2009年11月18日 上海市内の経済園区との提携 その4
 会社登記に関して、事務所について問い合わせがありまりました。
http://blog.explore.ne.jp/sfe/29357.html#board

 経済園区への登記のメリットしては、法人登記を行なう際に、登記住所として先に、不動産物件(商用)を探す必要がないということです。経済園区が与えてくれる住所を用いて本社登録をすることが出来ます。
 その際の登記住所用を使う際に、外高橋保税区などでは、住所登録をする際に借りる事務所でも(実際には、まったく誰も使わなく、本社住所用として使う事務所)を賃貸する際にも年間賃貸料(本社住所用に使う事務所賃貸料)が最低2万元、通常3万元近くかかります。
 旗忠森林体育城経済園区の開発区にある事務所用ビルに本社所在地を置く事で、法人登記を行ないます。その際、弊社経由の登記の場合は、その本社所在地用の登記住所を借りる際に、年間賃貸契約上優遇があります。(現時点で無料扱いです)

 上海市内の別のエリア事務所を出す場合は、基本的に分公司としての扱いを受けます。外高橋保税区でも保税区外に事務所を持つ場合は、その事務所が、営業税が発生する仕事。売買を行なうビジネスを行なう場合には、営業税が課税されます。
 
 日本で言う法人税(企業所得税)の課税に関しては、本社所在地だけにかかりますが、実際に売り上げに関して売買された商品などにかかる営業税は、それぞれの営業所の登記エリアで納税義務が発生します。
 ですから、分公司として、別の区に登録する必要性があります。
 上海でも各区の税務局が納税に関して眼を光らせているので、営業税の納税は、必要です。
 
 本社所在地が経済園区に入れるメリットは、事務所が変わるたびに、本社の移転届けが必要ないということだと思います。

 市内に事務所を借りた場合は、当然、賃料はかかります。商売するには、それくらいは、投資が必要ですね。
 
 興味がございましたら、直接メールでお問い合わせください。

kotanimanabu@gmail.com


2009年11月18日 上海の経済園区との提携 その3
旗忠経済園区の代表者 顧氏とのツーショット、
 本日は、上海の旗忠森林体育城経済園区に行ってきました。
 旗忠経済園区は、1980年代から改革開放路線を始めた経済園区です。中国でも最も古い経済園区の一つとして有名です。
 中国の歴代リーダーが旗忠森林体育城経済園区を訪問しています。
 

 旗忠森林体育城経済園区の総経理で、上海マスターズ(テニス)の董事長である 顧 徳勤 氏と会って、上海への日本企業の進出について話をしてきました。
 
 今回、旗忠森林体育城経済園区の高級顧問として任命して頂きました。
 
※ 上の写真は、旗忠森林体育経済園区の総経理 顧 徳勤 氏とのツーショット


 今日は、一つ願いが叶いました。それは、日本の方が上海に登記する際に、問題になるのが、法人登記の登記住所です。旗忠経済園区では、弊社経由で会社登記をした場合、無償で、登記住所を貸し出してくれます。
 
 つまり、旗忠経済園区(闵行区)に本社登記をして、上海市内どこに事務所を構えて業務を行なっても問題ありません。

 外資系企業は、外高橋保税区に登記する場合が多いのですが、問題は、保税区外で事務所を借りる際にも、保税区内に、仮の本社所在地用の事務所を借りなければなりません。そのコストは、最低2万元、通常年間、3万元程度のコストがかかります。しかし、旗忠経済園区では、そのコストを抑えることが可能です。
 保税区登記の場合は、特に来料加工貿易や、進料加工貿易などの保税貿易を行なわない企業にとって、登記住所として使うメリットがあまりないといえます。

 また、旗忠経済園区は、外資企業が登記しても良い場所として、「対外経済貿易委員会」から認可も得ています。
 

中国の歴代リーダーも旗忠経済園区を視察しています。
 今回、私自身は、この経済園区の高級顧問として任命頂きましたので、以後、日本企業様の上海進出のサポート(登記)をする際に、行政に対する申請業務ならびに、税務業務に対する申請業務において、メリットの出せる仕事が出来るようになります。
 
 上海の外資系企業の誘致を行なう経済園区との関係構築は、以前から、私自身も望んできました。また、一つ、サービス向上が出来る土台ができたことを心から嬉しく思います。
 


※上海における会社登記の情報は、




顧問会員企業募集中

 

小谷大明神への祈願方法

小谷 学のオフィス

日本法人 一般社団法人 ジャシボ  【東京事務所】 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル2F TEL 03-4590-3020  【神奈川 本厚木事務所】 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-10-3 中町三紫ビル501 URL : www.jcbo.org 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司

中国貿易のノウハウを、小谷学が解説

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福岡中小企業振興センター 中国ビジネスセミナー 1時間57分

 


東京 四谷 中国ビジネスセミナー 2時間34分

 


東京 上野中国ビジネスセミナー 1時間8分

 

 

 
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