今日は、特に、来客の予定もなく、また、コンテナ出荷もなりので、結構気楽にしています。こんな日も時々必要ですね。
性格的に、毎日何かやらなくちゃ、と思って、必死に行動しているので、気付いたら、まったく自分の時間が無いことに気付きます。
そもそも、商売をどうするかを考えるのが趣味みたいなところがあるので、仕事自体が、自分の時間だと言えば、そうかもしれませんが・・・
話は、変わりますが、昨日は、弊社のお客様と、夜食事に行きました。話題は、中国の法人会計と、今後の展開についてでした。
弊社では、上海で現地法人を新規で作ったお客さまから依頼で、税務会計サポートを行なっていましたが、最近で、弊社以外で、会計を依頼していたのですが、他社からの乗り換えの相談も結構くるようになりました。
その理由は、どうも日系会計事務所の値段がかなり割高だと感じている経営者が多いようです。
税務会計のちょっとした調査に、相当法外な金額を吹っかけているようです。
会社が有名で、大きいので、維持費がかかるのは、分かりますが、あまりにも法外の金額を請求すれば、会計会社や、コンサルティング会社に企業がつぶされてしまいそうな感じがします。
いくらとっても、払うのかどうかを決めるのは、その経営者だから、どうでもいいじゃないか。。。と突っ込まれそうですが、税務会計などは、利益を生む仕事ではないので、高いコストをかけて解決しなければならないような、話し方をして、経営者を困らせるコンサルティングは、ちょっと考えものだなぁと思いました。
今回、弊社に仕事を依頼してきたお客様も、いろんな会計事務所、コンサルティング会社を回ったそうです。
しかし、金額と、内容を考えれば、弊社を選択したという話をしてくれました。
確かに、うちの会計サポートは、安いです。
理由は、弊社は、貿易会社で、会社の基本的経費は、すべて、貿易業でまかなっているからです。
会計サポートは、始めは、法人登記を依頼されたお客様から頼まれ事で始めた仕事でしたので、それほど、世の中に困っている人が多いとも思っていませんでした。
中国でビジネスをする際に、法人を作ることが先決ですが、運営するには、特に税務会計が大切になります。税務会計をきちんとして、年検を通すことで、継続的に会社を運営することができます。中国の会社税務の規定で、税務調査をする際には、3年さかのぼって行なうと決まっています。
ですから、年検を行なう際には、3年間の帳尻を合わせて、会計報告書を作成しないと問題が出てきます。
今回お客さまから相談があったのが、会計事務所によっては、非常に適当な仕事をする会社があるようです。
それは、税務報告を基本的毎月していくのですが、その報告の内容と、年検の内容が違い、年検(決算)で出した数字が一体どこから来た数字なのか、わからない状態になっていたということがありました。
その事実を、その経営者の方が気付いて、弊社に相談来たのです。
前に、行なっていた会計事務所に問い合わせたところ、『そんなの適当に数字を入れれば良いのだ・』と普通では、考えられない回答を話していました。
確かに、税務局の担当者が年検を認められれば、年検は、通すことができるのですが、数字をあわせてきちんとしていない状態で、目をつぶって通しているではないかという問題点がありました。
表の道、裏の道という物事の考え方があるかもしれませんが、正式な商売を長年続けていくには、表の道を走っていかなければ、いつか、調査が入った時に、その企業は、経営を継続できなくなります。
弊社では、過去3年間にさかのぼって、調査した結果、お客様の会社の会計がそのような事実になっていることが分かりました。
日本人の経営者の方が、中国でビジネスをする際に、一番、注意すべきことは、会社の会計、法律など、一通り勉強してください。
友達の中国人が、詳しいから大丈夫・・と信じていた結果が、長年、問題を放置することになり、いざ、気付いて、修正しようと思っても、どうしようも無い状態になることがあります。
ビジネスのルールを知ることが大切です。
中国ビジネスに向かい合い、そして、経営者自身も中国について勉強する心持がなければ、中国ビジネスで痛い思いをさせられます。
昨日は、いろいろお客様と話していて気付きがありました。
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