今は、上海虹橋空港にいます。あと１時間でフライトですので、空港にあるレストラン『シャロン』でパソコンを見ながら時間つぶしをしています。
　
　虹橋空港からの出発は、便利で良いですね。前回、上海虹橋⇒東京羽田搭乗してから、東京行くなら、羽田便以外は、乗りたくないですね。
　やはり、虹橋は、市内から近いのと、羽田の場合は、都内の移動が早くて楽で良いです。
　
　朝、上海を出発すれば、昼過ぎには、東京に着いている。そんな気軽さがいいです。日本から見て、上海は、本当に地の利がある場所だと思います。
　
　上海で事業をおこなってみて思ったことは、日本全国の企業の方と知り合うことができるというメリットがあります。
　上海には、日系企業が６０００社以上あると言われています。日本人も６万人以上、年間往来延べ人数は、１００万人以上と、非常に日本とかかわりの強い街です。
　ですから、日本にいるより、日本の全国の方と出会うチャンスが多いのです。
　
　

　いろんな地域の企業の方とお付き合いが出来るということは、それだけ、ビジネスチャンスが広がることになります。
　良く聞く話ですが、『上海で知り合った人脈がきっかけで、日本国内のビジネスが広がった。』という方も居ました。
　
　上海に来ているビジネスマンの多くは、会社から決裁権もらっている方や、また、日本ではそれなりの地位の方が多いのが事実です。
　
　日本国内では、見えない各社社会、階級があり、なかなか知り合えないような人と、海外なら、友人になれたりします。
　
　それは、同郷の友という意味で、人の結束が強くなるからです。

　あるお客さまが話していましたが、その方は、以前、学生時代にアメリカに留学していたそうです。その方も、起業していてビジネスを自分で行なっているのですが、それが、今出来ているのは、海外で知り合った日本人の人脈だということです。

　このような話は、あっちこっちで聞けます。海外に行くことで、同じ日本人としての結束、また、同郷の友としての友情が、日本でいるときより強まるということが言えます。

　環境が厳しいから、その厳しい環境で戦っている仲間の結束は、強まると言えます。
　ですから、なぜ、上海なのか？という理由は、ここにあります。
　
　東京でも全国の人と知り合うことが出来るというかも知れませんが、上海で知り合う人脈というのは、意味合いが違います。

　海外で生きていける人というのは、国内で生きている人より、生命力が強いことが言えます。生命力、生きる力が強いということは、そのような方の人生は、なにもチャレンジしていない人より、運気が強いと言えます。
　運気が強い人でなければ、海外で生きて行くことが出来ません。

　結局、運気が強い人は、出世する可能性も高く、そのような運気を持っている人を多く知り合うことができれば、自分の人生にとってプラスに働く要素が強いと思います。

　私は、海外で事業を起こして一番よかったことは、日本の人脈が、非常に広がったことが言えます。
　また、海外では、地域性ということで、人を判断することがありません。
　関西人、関東人、中部人、九州人など、日本では、地域より、人を選択することが言えます。
　しかし、海外で事業をしていると、それほど、地域性がそれほど関係なく事業を行なうことができます。
　ということを言えば、この地でビジネスをするということは、日本全国を相手にビジネスをするチャンスが生まれるということが言えます。

　海外でビジネスをする意味というのは、見る方向性を間違わなければ、意外と、すばらしい条件を得ることができることを伝えたいです。