小谷 まなぶの中国ビジネス日記~2011年7月掲載記事(1):エクスプロア・ブログ
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一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




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【イベント、講演依頼】



小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

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2011年07月27日 法人登記をするのが、目的ではない。会社運営はそこから始まる
 7月には行ってから、毎日ように新規で法人を作りたいのですが、中国でどのようにして商売をしたらいいのか、相談に乗って欲しいという連絡を頂いています。

 法人登記は、コンサル会社に依頼すればできるが、会社運営についての基礎知識について、勉強したい。知りたいという意見をよく聞きます。

 確かに、法人登記は、企業登記代理の資格をもっている企業に依頼すれば、普通は、特殊な業種以外は、書類を申請すれば、時間は多少かかりますが、登記することができます。 しかし、会社を作ってから、実際にビジネスをしようと思えば、ビジネスの慣習、また、一般的な法人運営に関する知識がなければ、なかなか、思うように事業を行うことができないというのが、これから、進出してくる企業から言えば、本音のようです。
 

 会社経営は、上海で実際にやってみなければ、なかなか、学ぶことが出来ません。
 私も、上海に来て15年、自分で商売をやってみて、10年近く経ったので、一通り、経験したので、何が起こるか、次に何をすべきか、理解できます。
 
 法人登記ついての質問というよりも、弊社に相談に来られるお客様の多くが、『法人を作ってから、一体、どうやって運営していったら、良いのか、どのようにして、商売をしていけばいいのか?教えて欲しい』といわれます。

 やはり、この部分がわからなければ、ただ単に、営業許可書をもらったからといって、これから商売を始める上で、右往左往してしまうのですね。

 どのように商売するか、をレクチャーする講座というものが、これから大切になるかもしれない思いました。
 
 これは、経験しなければ、分からない習慣というものが、結構あります。

 


2011年07月27日 動画・小谷まなぶの手相教室



先日、上海和歌山県人会で行った手相教室の映像です。手相に興味が有る方ご覧ください。
30秒ほど広告が流れたあとに、手相教室の映像がはじまります。

※動画部分をダブルクリックすれば、フルスクリーン表示(全画面)になります。大きい画面でお楽しみ下さい。

■上海和歌山県人会


2011年07月26日 円高、電力不足、増税で海外進出
 震災後、日本の取り巻く環境の変化は、企業の海外進出を後押しする結果を生んでいる。『円高・電力不足・増税』である。
原子力発電所の停止により、電力不足が深刻化し、企業の生産体制に影響が出ている。また、災害復興で、日本企業の海外資産の売却があるのではないかということで、円高になり、米ドル、ユーロの先行き不安も煽り、円高が止まらないという状況である。そして、復興資金は、増税することで、資金調達を行うという方針を決めている。
 特に、国内生産を主に行っている企業にとって、この状況は、商売を続けていけるのかという不安要素だけが増幅している。サプライチェーンが震災により、非常に大きな打撃をうけた自動車産業では、日本国内での製造を続けていくこと事態が厳しくなっているということで、東南アジアなどに製造拠点をシフトさせる動きが始まっている。
 中国市場への進出と言えば、日本の国内市場が、現状、景気回復の兆しが見えない状況で、電力不足、増税となれば、消費意識も低下する。近隣諸国で、内需が活性化している中国市場への参入は、新しい市場開拓ということで、日本企業にとって、売り上げを伸ばすチャンスがあると相当期待されている。
 私は、上海で、2003年頃から中国進出支援のビジネスを行っているが、今年の6月以降、海外進出を真剣に考えている日本企業の経営者が、多数、弊社を訪問するようになった。相談者の多くが、口を揃えて、『日本の経済の先行きは、益々、疲弊していくことが、肌で感じるようになってきた。特に、電力不足は、商売にとって、大打撃だ。このまま、何もしないで、日本で商売を続けていくと、いずれ、だめになるのではないかと言う不安感だけが増す。今のうちに、海外で、拠点を作り、どんな形でもいいから、商売を行いたい。』と話す。
 このような話をする経営者は、製造業の経営者だけではなく、サービス業を営んでいる経営者も少なくない。日本の市場が、このままでは、駄目になる。という不安感は、日本国内の、どの産業にも危機感があるようである。
 海外に新天地を求めて、進出する日本企業は、これから後を絶たない。数年前までの海
外進出は、『将来性を考えて、余裕があるうちに進出したい。』という企業が多かったが、今は、商売人が『逃げ場を捜しているような雰囲気』がある。悲痛な思いからの国外脱出するかのようにも感じられる。



■アゴラ掲載記事


2011年07月26日 中国進出のまず始めにすることは!
事務所内の神様
 最近、事務所の模様替えをしたので、神様の祭る位置を変更しました。
以前の私の部屋は、小さかったのですが、少し広い部屋に移動したので、神様を祭る場所も、広くなりよくなりました。
 
 昨日、現地法人を登記予定のお客様が起こしになった際にも、お話しましたが・・
 
 『上海で商売するならば、上海の地元の神様に拝んでくださいね。』


 お店や建物を作る場合、日本でも地鎮祭を行いますよね。それと同じで、中国でも、同じような習慣があります。
 
 私の会社も、今から8年ほど前に事務所開きした際に、お坊さん6人呼んで、祈祷してもらいました。

 神頼みの効果があったかといえば・・・・8年間、商売が続いたことは、上海の守り神に守られれたと、私は、思っています。


2011年07月26日 究極の円高を目指せ!
 ここ数ヶ月、どんどん円高傾向になっている。遂に、77円台まで値を上げてきた。日本が、復興しなければならないときに、これは、ピンチである。国内産業の再生を目指すのであれば・・・しかし、考え方を変えて、日本の産業を海外で再生させ、日本企業の決算ベースを外貨にしてしまえば、問題はなくなる。
 日本でものづくりをするから、円高で、産業は、苦しめられるのであるから、逆に、ドル決済で、商売できる地域に行けば、ドル安になっているので、問題がないのである。
 また、基軸通貨がドルであるので、ドル圏内で、ドルで商売すると、円高の影響をさほど受けない。
 日本の企業も、今の時代、日本だけを相手に商売をやっているわけではない。日本円の圏内で、製造して、ドルやユーロなどの外貨を儲けようと考えているから、円高で苦しめられているのであって、日本国内に製造を限定しない。ドル決済で、ドルベースで商売をする。考え方であるが、日本国内の人件費なども、ドルで支払うとすれば、円高の影響は、雇用主からしてみれば、関係なくなる。
 
 日本企業は、円を機軸に物事を考えなくなった瞬間。この円高は、あまり気にならなくなる。
 製造拠点を海外に移設するにあたっても、中国への投資は、アメリカドルで行える。アジア諸国に対しても、ドルベースでの投資を考えられ。ドルで投資して、利益をドルで回収する。
 そして、ドルを使って支払いをして、ドルを機軸通貨にして、商売を、やり続けると、円高の影響がなくなる。
 物事は、発想の転換であるが、円高に進めば、進むほど、ドルを買いやすくなる。少ない円で、ドルを多く買うことができるのであるから、円高歓迎という風潮になる。
 これは、海外に移転したグローバル企業だけが、メリットが出てくる。
 日本国内で、円ベースでビジネスをしている企業は、これから先、しばらくは、円高に苦しめられる。
 日本のニュース報道では、海外に企業移転が、どんどん進むという意見が増えている。正直、間違いなく、増えるであろう。

 海外投資をするために、日本の多くの企業は、『円売り、ドル買い』を進める。
 ドル買いが、これから、しばらく先行することが、予想できる。
 しかし、日本企業が、産業復興のために、海外資産を売却する動きがなくなるという観測が強まれば、『円売り』が生まれる。
 
 日本国内の企業からのドル買い、為替投資家の円売りとの戦いが行われるのでは、ないだろうか?

 この動きは、これから、1、2年は、続くかもしれない。しかし、数年後、大体の企業が、海外移転を決めてしまえば、ドル買いも、ほぼなくなり、円売りだけが、先行し、円安傾向がどんどん進むことが考えられる。
 円安が進むと、問題は、エネルギー問題と、食糧問題が、出てくる。
 日本国内のエネルギー源である化石燃料、食糧の多くは、海外から輸入している。しかし、輸入する財源は、外貨決済である。
  
 今の超円高時代が過ぎれば、流れは、超円安時代の到来が考えられる。
 日本の産業の多くが、海外移転してしまい。日本国内の生産性が落ち、円安が回復する材料が乏しくなるからである。
 しかし、ここは、モノは考えよう、円安時代が到来すれば、日本製造が回復するチャンスがある。
 これは、新しい産業での回復である。
 従来ある産業は、海外での製造移転をおこなってしまったので、戻ってくることもないだろう。しかし、日本製の商品で、省エネ商品や、環境を考えた新しい商品、クリーンエネルギー商品、リサイクル商品など、新しいアイデアを満載した商品が、日本国内で創造され、そして、円安を武器に、格安の値段で、商品を作り、海外に売り出せる時代が来るのではないだろうか?

 しかし、この流れは、5年以内に起こるように、私自身、予想している。
 一気に、社会構造が、動くので、これに対応した準備をすることが必要ではないだろうか?
 

 円安傾向に進み始めたとき、ストッパーになる国内産業がまったく成長していなければ、日本は、経済的に三流国へと陥ってしまうのではないかと心配している。
 目先の問題だけを処理するが、国家戦略ではなく、起こりうる可能性を考えて、先手を打って、国の将来を考えてほしいと切望している。


2011年07月25日 お盆休みのパワースポットの旅、東南アジアへGO
旅行行程
 お盆休みに行く『東南アジア パワースポットの旅』 どこに行くか、決めました。
 今回の旅行は、すべてインターネットで航空券からホテルなどの宿泊を予約しました。今は、カンボジアのビザは、インターネットでも取得できるのですね。

 学生時代、海外を旅をしたときは、地球の歩き方を片手に、片言の言葉をつかって、苦労しながら、海外の個人旅行をしたものでした。
 しかし、今は、インターネットで、検索をして、情報を収集して、ローカルなホテル、ローカルな航空会社までインターネットでチケッチを買うことができます。
 
 8月9日の夜から、8月18日までの日程は、

 上海からタイのバンコクに入り、タイでは、バックパッカーの聖地といわれる『カオサン通り』に宿泊し、格安のホテルに宿泊、その後、カオサン通りから、バスに乗り、カンボジアの国境に行き、陸路で国境を越え、そして、アンコールワットへ、アンコールワットで、2泊して、その後、バンコクに陸路で戻り、そして、また、カオサン通りで、宿泊、ローカル航空会社のNOK AIRで、バンコクから、空路+陸路+ジェット船に乗り、『パンガン島』に移動、3泊、南の島でリゾート気分、そして、バンコクに戻り、またもや、カオサン通りの同じ宿で、宿泊し、そして、上海に戻ってくるという日程。

タイのホテルは、Agoda サイトで予約!

 ちなみに、上海⇔バンコク間の東方航空チケットもネットで買いました。
http://www.ceair.com/

 まったく、自宅から出ずに、クレジットカードと中国の銀聯カードだけで決済して、チケットをゲット。

 すごい時代になりました。


2011年07月25日 節電、自粛を呼びかけた結果・・・
 ここ数日、毎日のように、『上海で法人登記を行ないたいのですが・・・』という御連絡を頂いています。
 この感じで言えば、 お盆明け、秋から、上海へ進出する企業が結構あるのでは・・と思っています。

 やはり、中国進出を考える企業の多くは、中国国内向けの販売を目指している企業です。
 日本の企画商品を、中国市場で売ってみたいと考える企業が増えています。
 
 日本国内の市場の閉塞感が、海外進出を推し進めています。エネルギー問題で、節電を呼びかけたり、自粛などを求める声が高まったりして、日本国内の消費意識は、かなり低迷していると、弊社の起こしになる日本人経営者は、口を揃えて、話しています。
 
 日本で起こっている現象として、『景気を良くしなければ・・』といいますが、『一方では、省エネ、節電、自粛』という言葉が横行しています。

 プラス思考を押し出すより、経済的には、マイナス成長を目指す思考の方が、大多数を占めています。
 先日、弊社に来たある店舗経営者は、こんな話しをしていました。
 『うちの店の看板に、照明をつけていると近所から苦情がくるのです。節電してください。』・・・と、

 これじゃあ、商売やっているのか、開店しているのか、まったくわかりません。

 節電を呼びかけている東京での出来事です。

 確かに、電力供給量が追いつかず、停電することを避けるために、節電を呼びかけていますが、商売をやっている人から見れば、今の状況は、たまらないという以外、ないでしょう。

 開店していても、お店に電気をつけられない・・・と、言うことです。
 また、都内では、高級店といわれるサービス業関連、飲食店などが、閉店に追い込まれているそうです。

 高所得者が、高級店に出向かないようになっている。高級店に出向いていた人の層も、中流のお店に足を向けるようになって、節約傾向になっているということです。
 中流より下の層を狙ったビジネスでは、それほど、影響がでていないということですが、中流に来る層が、もともと、高級志向の人が増えているという話を、先日、ある店舗オーナーから聞きました。
 やはり、全体的消費の落ち込みは、避けられないということ。

 何れにしろ、活力を、日本以外の地域に求めに来る経営者は、増えることは、間違いないと思います。

 

■上海法人登記に関する情報は・・・


2011年07月25日 勝手に未来予想図
 これは、勝手な未来予想図です。ふと思ったことを書いていきたいと思います。
 今、日本は、史上最高値になろうとしている円高に進んでいます。しかし、日本の経済は、決して良くないのに、なぜ、ここまで円高といえるのでしょうか?それは、日本の海外資産の売却が起こると期待されているからだということです。日本の復興のために、海外資産を売り、そして、日本の産業再生を行うのではないかと言う、投資家の予想があるから・・・しかし、あまりにも、円高が進むと、海外資産をドルから円に変えて、日本の国内産業の復興に目指す・・という考え方を改め、地震や津波でこわれたサプライチェーンを外貨を用いて海外で構築すると考えるのではないだろうか・・・そして、日本の主要産業である自動車産業などの産業が、海外生産を始める結果になっていくと予想できる。また、日本の復興は、国債よりも、増税で・・っということを行えば、日本のグローバル企業の本社ごと海外に移転したほうがいいのではないだろうか?日本の本社を縮小して、海外の税率が低い地域にホールディングカンパニーを作り、海外でビジネスしたものは、日本と連結決済をしない形で、ビジネス展開を行うという形になってしまうのではないだろうか。

 さて、日本の主要産業が、海外でビジネスをして、日本に本社拠点をなくしてしまうということになれば、日本に法人税は入らないだけではなく、外貨を獲得できなくなるという問題が起こってくる。
 日本は、貿易黒字があり、外貨が常に獲得できる状況であって、はじめて、海外から化石燃料などのエネルギー、食料を輸入できる。食料自給率が、30%程度といわれている日本で外貨がなくなり、食料がかえなくなれば・・また、化石燃料のほとんどが海外からの輸入に頼っている日本が、外貨がなくなり、海外から、石油が買えなくなるとすれば、困るだろう。

 日本の主要産業の海外移転が進めば、日本が外貨獲得するチャンスが、なくなっていくことが予想できる。
 残念ながら、日本円は、世界の基軸通貨になっていない。
 もし、産業移転が今以上加速して、海外に、日本のグローバル企業が、本社ごと移転したならば、どなるか、想像してみれば、少し怖い感じがする。


 日本の財源が、再現なくあるように思われている人も日本人の中に多く居るが、現実問題として、日本のGDPの2倍近くの国債を発行しているのが、日本の現状である。
 これは、単純な計算であるが、去年のGDPが475兆円といわれているが、例えば、消費税を100%にして、日本の売り上げのすべてに課税しても、475兆円以上の税収を得ることができない。日本の国債が1000兆円近くあるといわれているので、国債を返済するとしても、その半分にも満たないことがいえる。
 
 普通に考えて、税収をいくら高くしても、永遠と返済不可能な金額ではないだろうか、日本の国債は、ほとんどが、国内の借金であるので、問題ないということであるが、現状の通貨制度では、近い将来、限界が見えてくるのは、簡単に計算してみても理解できる。

 さて、国債の問題もさておきながら、日本の株式市場の70%が外国人投資家だといわれている。
 今回の震災で、外国人投資家が、日本投資をこのまま続けてよいものなのか、また、投資対象を日本以外の国でも良いのではないだろうか?など、ささやかれるようになったということとである。
 万一、日本から、外国人投資家が、マーケットとして魅力をなくしたとしたら、
どうなるだろうか?日本国内株価は、下落して、株式市場自体が、維持できなくなる可能性も考えられる。
 それは、日本の主要産業が、復興増税と円高、そして、電力不足のトリプルパンチで、海外移転を行ってしまえば、創業地が日本であっても、完全に、本社を海外に移転して、日本系外国企業になってしまうこともありえるのである。
 そうすれば、日本企業の名前であっても、外国企業となり、資金調達も、日本国内からの調達を目指すことをやめ、海外でIPOを目指し、海外で資金調達するようになると、日本の産業構造自体が壊れてしまうことになる。
 株価の暴落の可能性、そして、日本の金融機関の混乱。そして、国内から産業が、逃げ出すようなことが起これば、円高だった日本も、一気に円安に流れを変える可能性がある。


 今の円高は、日本企業が、海外資産を売却して、日本の復興のために、円買いをするのではないかという期待感が、この円高をつくっているのであって、決して、産業が素晴らしいく、世界の人々が、日本円を買いたいとおもってかっているわけではないということであると思うのである。

 さて、もし、最悪のストーリーがあるとすれば、今回の円高が、最後の円高として、言われるかもしれない。
 日本の復興の方向性が決まり、産業が海外に移転する、産業再生は、日本円を買い戻すことをしないで、海外で外貨をつかって行うとすれば、円高にしておく意味が無く、投資家は、円を手放すことになる。
 円安に走り始めると一気に、下落する可能性も秘めていると予想する。

 ドル、ユーロが、厳しい状況にあるので、円は、そこまで、壊れないという予想もあるが、日本円は、基軸通貨でないこと、そして、エネルギーと食料を外貨によって購入していることを考えれば、円安に進めば、物価は、一気に上昇して、全体的な生活観は、厳しさを増す。
 ガソリンが高く、そして、電気代も、高い。食料も高い。しかし、産業が海外に逃げ出し、国内産業が疲弊して、収入を得るチャンスも激減する。

 また、生活保護者が増え続け、日本の国家予算は、パンクする可能性を高めていく。
 仕事がない。収入を国に頼る人たちの悲痛な声が連日、報道されるようになるかもしれない・・・そんな、厳しい社会が、10年以内に起こるかもしれない・・・

 これは、私の勝手な予想だが、今のままの流れを変える努力をしなければ、日本が経験したことがない厳しい時代がやってくるかもしれないと危惧している。

 


2011年07月25日 製造コストの上昇が止まらない中国の海岸エリア
 先日、県人会があり、その中で少し話題になって事があった。『繊維業界は、中国の人件費の高騰などを考えれば、中国製造を続けて、コスト競争で勝って行く事が難しい。これからは、中国以外の第三国へ、進出していかなければならないだろう。』という話があった。

 世界の工場になった中国ですが、ここ数年の華南、華東地区の人件費の高騰は、非常に激しく、沿岸都市で、対外貿易を中心に行っている工場経営者は、コスト上昇に悩んでいる。中には、工場をやめてしまった経営者も増えている。

 中国国内向けの製造は、中国国内で行えば良いが、日本向けの商品製造は、人件費がまだ高騰していない東南アジアなどで、行っていかなければ、日本国内のデフレによるコスト競争に対応できないという話があちらこちらで聞かれるようになった。
 
 ある駐在員も『中国の現地法人から出資してタイに製造拠点を作ろうとおもっている。』と話していた。
 
 上海のマンション価格が、坪単価200万円程度する物価のエリアで、コストを求めた製造拠点を作ることは、まず無理であることが理解できる。
 やはり、安売りをベースに価格競争をおこなってきた日本企業は、これから、中国以外の地域に、移転を余儀なくされていくだろう。
 
 
 
 
 
 


2011年07月25日 メイド文化の中国進出
 中国の動画サイトを見ていると、日本のメイド喫茶が湖南省長沙で出来たという映像を見つけた。

http://v.youku.com/v_show/id_XMjg3OTYyNTQ4.html


 
 中国進出の支援ビジネスを行っていると『日本から何を持ってきたら売れるでしょうか?』という質問をよくされますが、日本の秋葉原で生まれた文化が中国の内陸都市まで、浸透しているということを考えれば、メイド文化を広めるビジネスも可能性があるかもとおもいました。
 確かに、秋葉原に行くと、外国人がたくさんメイド喫茶でお茶していますね。

 新しく生み出された日本の文化も、世界に進出しています。




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