小谷 まなぶの中国ビジネス日記~2010年12月掲載記事(1):エクスプロア・ブログ
エクスプロア上海TOPへ 上海タワー632メートル到達~世界第2位の高さ家賃も超高    雲南省地震 死者367人に 行方不明5人 負傷1801人     NO388--ageha(アゲハ)    fmRiLZVVVFjHtUI--万怡酒店    上海電影(映画)博物館に行ってきました!     TOP > BLOG > 小谷 まなぶの中国ビジネス日記


プロフィール


肩書き


経営コンサルタント & 運命鑑定士


 


人生相談 経営相談 人事相談 ・・・


一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




Email  info@jcbo.org


 



小谷まなぶのFACEBOOK


一般社団法人 ジャシボ


Emai info@jcbo.org



【イベント、講演依頼】



小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

小谷まなぶの中国ビジネス奮闘記 メルマガ配信 登録はこちらのサイトから!


ご意見ご感想はメールにて



小谷まなぶのアメブロでのブログ




RSS 1.0My Yahoo!に追加


2010年12月24日 いろいろある中国ビジネスの相談
 今日は、2件の法人登記についての相談者が来社いただきました。

 駐在員事務所から外資の法人登記に変更したいというご相談、もう一件は、上海でエステサロンをやりたいという日本人女性からのご相談がありました。、

 また、貿易に関しては、増値税領収書の処理という内容で、国際貿易について、いろいろ説明する機会がありました。
 中国でビジネスするには、細かいルールがたくさん決まっています。中国でビジネスを行っている日本人の方も、やはり、よほど長年の経験がなければ、この複雑なルールを理解することができずに、何かあるごとに、立ち止まってしまいます。
 一回だけは無料相談ということで、無料相談を実施していますが、毎日の楊に多くの方が、弊社を訪問してくれます。
 まるで、中国ビジネスの『寺小屋』としての感覚があります。
 
 来年度からは、上海市内でも、セミナーを再開していきたいと思っています。また、中国ビジネスをもっと理解したいともっている日本人の方を対象に、勉強会や、また、ビジネス研究会的な会合も開いていきたいと考えています。
 私の使命は、やはり、多くの方に、リアルな中国を伝えることであると思っています。
 これだけ、多くの方が、集まってきてくれることを考えても、それは、自分自身、間違いのないことだと思っています。
 人生には、与えられた時間というものがあります。人間がやるべきことは。、お金儲けも大切ですが、お金儲けは、自分が食べられるようになったら、次は、多くの人を食べさせるヒントや、また、場を与えることが、人の使命だと思っています。
 私は、インターネットやセミナーを通じて、私の知っていること、見えていることをできる限り伝えて生きたいと思っています。
 来年度からじめる新規事業開発室では、中国ビジネスの真髄を、効率よく伝えるための組織造り、それと、勉強会をしていきたいと思っております。


2010年12月24日 インターネットオークション!
 メリークリスマス!と言うことで、本日はクリスマスイブです。思わず、日本で使う自分用の営業車をインターネットオークションで買いました。和歌山の実家に戻った際に、ちょっと乗ろうと思って買っていたワゴンRターボがあったのですが、結構、出張の際に長距離乗るので、もう少しでかい車の方がいいだろう思っていました。
 最近、時間があるときに、日本のYAHOOオークションを見ていて、日本の中古車の安さに感動していたのですが、前からほしいと思っていた『ホンダカナダ』のラグレイトが格安であったので、思わず買ってしまいました。
 ラグレイトは、ホンダカナダの工場で作られた北米向けのMPVです。
 全長510cm、幅195cmもあり、日本の道路事情から考えれば、とても、大きな車です。大陸感覚で、でかい車が個人的に好きなので、これに決めました。
 エンジンは、V6の3500ccあり、長距離移動もかなり楽だという評判だったので、時々、和歌山から東京に車で行くので、このサイズの車なら、移動が楽じゃないかと思っています。
 来年の4月から、平日でも、高速道路の上限が2000円になるという法案が通ったということですから、自動車での移動が、コスト面で条件が良くなりますね。
 そのことを考えても、車で移動かな。来年は、ラグレイトに乗って、日本縦断、中国ビジネスセミナーを行えれば面白いのではないかと、想像を膨らませています。
 
 
 


2010年12月24日 成功の秘訣
 『思考は現実化する』というベストセラーを読んでいた。私も常日ごろ感じている成功法とおなじことが記されていた。
  
 成功する方法は、『ひたすら成功するという思いを続けること。』それだけである。人は、人の思考に従って、現実化していく。だから、あきらめないで成功すると思っていれば、結論、成功してしまうのである。

 なんだか、単純な話だが、意外と、それを続けるには、忍耐力が必要で、継続して、成功できるというイメージをもって、モチベーションを持ち続けることが難しいのである。
 私は、自分の人生を、人生ゲームだと思って、生きているという話を良くしています。人は、生まれてきてから死ぬまでの時間に何をするかは、まったく自由です。しかし、その自由な時間の中で最低行わなければならないことは、自分の肉体維持です。それができれば、自分の周囲の人の生きる応援、他人の肉体意地の応援です。
 人が行わなければならないことは、ただ、それだけの作業だと思っています。
 金持ちになるかならないか、それは、思考の中で金持ちになった自分をイメージしていると、金持ちになっていくのです。

 私も、まったくゼロから海外でビジネスをはじめましたが、何も知人もないところから、何年もやり続けることができました。
 できた理由は、『絶対、俺はできる』と信じていたからです。

 できると、信じている自分が長い間、継続できたから、海外で事業を立ち上げられたと思います。
 私のやっていることは、そんなすごいことでもないのですが、自分なりに評価すれば、誰も知人のいない、場所で、ゼロからスタートしたが、何年も、継続してお粉たら、仲間が増え、そして、自分を守るための会社、家庭を作り、そして、みんなで助け合い共同で生きている世界を作り上げました。
 
 人の世界は、そのような仲間を形成して、共存共栄できる形作りをあきらめないで行うことで、長年継続すれば、立派なものになっていくのだと思います。

 思いは、いつか実現できるということでしょう。


2010年12月23日 何でもやれる気がする、上海ビジネス
護摩業をする新規事業開発室の発起人達!!
 本日、弊社の事務所内に、『新規事業開発室』を開設しました。それは、たまたま、うちの事務所に集まってきたメンバーで、話していて、話ののりで、新規事業開発室をつくったらいいんじゃないか・・・ということで、設立しました。
 室長を務めるのが、小谷ユキ、そして、メンバーは、飲食ビジネスの原田先生、そして、弊社の建築部門の顧問、楊さん、そして、今日は、北海道から来ていた、田中社長と・・・
 それで、中国で商売するならば、中国の神様に拝みに行かなければならないということで、全員で、 上海のパワースポットである『玉佛寺』に護摩業を行いにきました。
 みんなで、お願いをして、紙を燃やすのですが、これって、意外とすっきりします。運気をあげる行為として大切なことは、まずは、自分の身近についている『厄』を落とすことです。
 
 今回は、厄落としができたので、心機一転、新しいことを始めて生きたいと思います。新規事業開発室は、何でもやってもいい。日中間をつなぐビジネス、また、中国国内のビジネスを行うために、仲間を集めて、いろいろやって行きたいと思っています。
 新規事業開発室に興味がある方は、室長、小谷ユキにメールで問い合わせてください。

■新規事業開発室 sfeyuki@gmail.com

私は思うのですが、面白いことをやるには、面白いアイデアをもった仲間があつまれば、何か起こります。
 面白いことをやってみたい人は、是非、ご連絡ください。 

私自身も、人生楽しくビジネスしたいとおもっておりますので、いろいろチャレンジしたと常に思っております。

『来るもの拒まず、去るもの追わず』そんな精神です!!




2010年12月23日 業界構造をかえる努力、そこにビジネスがある。
写真中央、 ㈱トラスト 田中社長
 昨日は、上海建材市場見学ツアーに、北海道の函館市にある建材商社㈱トラストの田中社長様が、ご参加いただきました。
 北海道の建築業界を元気にしたい。特に、北海道にある地元、家具、建具工場などに働いている職人の高齢化が問題になっており、どのように対応すれば、高齢化の職人にも仕事を与え、仕事の効率化ができるかを真剣に考えている経営者です。
 話を伺えば、『北海道の木工工場は、非常に高齢化が進み、職人の若手といわれる人も、50半ばという高齢かぶり、60代、70代の職人も現役で働いている。木工業界は、もはや、20代、30代の若手の職人など存在しない現状がある。日本の特殊木工加工を行う職人は、これから、10年先、20年先を考えたら、本当にいなくなるかもしれないという危機感がある。現状でも、リーマンショック以降、建築業界を襲った不況のおかげで、企業は、職人を手放して、縮小傾向をたどった。今になって、通常の仕事量に戻ってきたら、商品供給が追いつかない現状がある。職人も高齢化しているので、突然、量産体制に入れと、言っても、できるわけでもなく、各工場の作業の効率化をしなければ、今の市場の需要に対応できない。だから、北海道だけの工場だけで仕事をまわすのではなく、北海道の工場と、東北の工場とをつないで、パーツごとで、仕事を行う、それぞれの工場で得意な部分を、行い、それをたし合わせて、仕事との効率化を高め、生産性を高めるという作業を行っている。』という内容を説明していた。
 田中社長曰く、『手作業で行う職人技をもった仕事をする工場は、北海道には多い、東北の工場は、機械化して、単純な商品を大量生産できる木工工場が多い、だから、手作業でしか行えない部分は、北海道、機械生産でできる部分は、東北というふうに、それぞれの地域の工場が得意にしている部分を、うまくつないで、効率化すれば、生産性を高めることが出きる。日本は、今、木工関連の加工を行える職人が、どんどん減っていることを考えても、老朽化して、高齢化している工場だけに頼ってられない現状がある。だから、組み合わせて、効率化を図り、日本の建設業界のニーズに対応したい』と話していた。

 しかし、田中社長の考えは、日本国内だけでは、今のニーズに対応するには、限界を感じ、中国のローカル工場と日本の工場との連携を考えて上海にやってきた話していた。
 私も、この話をブログで、ずいぶん前だが、書いたことがある。『日本の若者が、木工加工を行える職人が、ほとんどない。しかし、日本の建築業界は、市場が小さくなっているといっても、日本のGDPに占める割合は、8%ほどあるといわれている。市場あるのに、職人がないという現状が生まれている。今後、この傾向は、ますますひどくなり、日本の木工加工は、すべて海外に頼る以外、方法がなくなるのではないか』と書いたことがあった。
 
 

 今、日本の木工加工業界にとって、どのように仕事を行うか、大きな課題になっているのである。
 私は、思っていることがある『日本の木工加工業界にとって、上海近郊の木工加工工場と協力するが一番いいと感じている。理由は、日本と日本の主要都市、地方都市を結ぶコンテナ船がたくさんあること すなわち、流通が便利なこと。また、交通の便を考えても、日本の主要空港、地方空港ともに、上海便が多数、飛んでいることなどを考えも、便利で、近くの隣国、しかも、交通の便がいい、上海近郊の木工加工工場がいいと思うのです。気候的には、日本の太平洋ベルト地帯と、ほぼ同じであること。木材は、気温、湿度になどに影響を受けやすいので、この地域で、加工することは、木材に対するリスクも減る。
 実際に、工期の問題もあるが、上海から日本の都市にコンテナで荷物を届けるには、8日~14日あれば、日本全国大体どこの街でも、荷物を運ぶことができ、輸送時間も、他の国に比べて、短いことがいえる。
 人件費も、日本に比べると、10分の一程度で、職人を雇える。もっといえば、世界の国際都市である上海、しかも、世界の工場である中国という条件を考えても、材料調達が、容易にできる。などなど、条件がそろっている。』これらの条件を考えても、中国で、日本の特注である建具、木工加工を行うこと、日本の工場と連携して、作業することで、作業効率を上げることができると思うのである。

 実際に、その動きは、始まっている。近い将来、日本から木工加工ができる職人がほぼ、いなくなる現状を考えれば、業務協力、業務のシフトをしなければ、日本の建築市場に対応できないようになってしまうことは、容易に理解できるのである。


 昨日は、真剣に、この問題に取り組もうとしている田中社長に出会えたことは、私自身も、そんなことを思っていたので、これは、何かシンクロではないかとおもってしまった。
 
 いい出会いに感謝したい。


2010年12月22日 努力で道を切り開く若き社長
 私が行っている事業のひとつで、中国建材の輸出代理業務を行っています。弊社のクライアントは、日本全国にあり、ほぼ毎日、日本から建設業界の方が、ご来社いただいておりま。
 昨日は、岐阜県の建築会社の社長がご来社いただきました。その社長の話を聞いて少し感動したので、紹介します。
 若き社長は、年齢は34歳ということです。その社長は、現在、一級建築士として活躍されているのですが、その経歴を聞いて、驚きました。
 中学卒業後、16歳のときに、大工の見習いとして建築業界に入ったそうです。現場主義で、ひたすらがんばり、20代で、独学で2級建築士の資格を取り、4年の実務経験を積んで、一級建築士の試験に合格したそうです。
 一級建築士のイメージといえば、建築系の大学を卒業して、建築家としとしての先生といわれるイメージが強いのですが、大工の見習いから、多数の現場を経験して、独学で、一級建築士になり、33歳で独立して、一級建築事務所を日本に出し、コスト削減や、新しいデザインを求めて、上海に事務所まで出して、中国建材や、中国における建築業界を研究しているということです。
 上海に来たきっかけも、私が、行っている上海建材市場見学ツアーに参加して、ここでやろうと思ったそうです。
 若き社長は、今、中国語を必死に勉強しているそうです。上海市内で、内装設計の話もいただいて、来年度には、一物件取り組むチャンスがやってきたと、話していました。
 日本の30代、20代は、ロスジェネ世代、失われた20年などといわれ、何もいいことがないように思われていますが、人は、努力しだいで、世界を切り開いていけるということを、教えてくれているように思いました。
 
 その社長は、話していました。『今、日本の建築業界は、不況で、人件費のカットを非常に考えています。一人当たりの人件費も、1日7000円にも満たない価格で計上されることがあり、職人が、苦しい状況になっています。私は、職人の人件費をカットすることよりも、中国に来て、中国の建材を研究して、コスト面、また、デザイン面で、顧客に満足してもらえるものを提案できるようにしたいと思っています。仲間の職人の人件費をカットすることを考えたくないのです。アイデアと努力で、生き残れると思います。他の業者と同じことをしていても、何も結果を生まないと思います。』と語ってくれた。

 私は、その社長に話しました。『勇気がある貴方は、きっと成功します。』


 何も知らないところに飛び込んで、自分の目ですべて確かめて行動する。海外へ出てきてビジネスすることは、はじめは勇気がいることです。しかし、海外に出てきて、リスクに対して、他人に押し付けようと思う人は、成功することは、難しいでしょう。自分の目で確かめて、そして、自分の分かる範囲でのリスクを予想して行動する人が、海外に出てきて成功できる人だと私は思っています。
 そんな点を考えても、その若き社長は、近い将来、何かやってくれるのではないかと思っています。







■業務連絡
本日は、北海道から参加の建築業者の方にアテンドして、上海建材市場見学ツアーを行います。一日外出しています。どんな出会いがあるか、どんな話になるか楽しみです。


2010年12月22日 【アゴラ投稿】規定が多い中国ビジネスの実態
 中国でビジネスを行っていると、ビジネス関する国が定めている規定の多さに驚く。中国は、企業規模によって、発行できる領収書の種類が違うのである。領収書の種類は、企業の売り上げ規模によって、ランク分けされている。
 年間の売上が80万人民元以上の企業を、『一般納税人』と呼び、年間売り上げが80万元に満たない企業は、『小規模納税人』と呼ばれる。
 一般納税人資格を有している企業は、増値税領収書の発行権を得ることができる。一般納税人資格の条件を満たせない企業は、普通領収書の発行権だけが与えられる。一般的にB TO B の流通ビジネスを中国国内で行う場合は、企業間取引で、増値税領収書の発行が条件とされることが多い。最近は、中国における日系企業間の取引でも、増値税領収書が発行できない企業とは、取引を行わないといわれるケースが増えてきている。
 新しく中国市場に参入してきた企業にとって、実は、この増値税領収書の発行条件が、高いハードルになっていることが多いのである。税務局が言う増値税の発行条件は、前にも述べたが『年間売り上げ80万元以上』と記されている。一般納税人資格の申請条件は、上海の税務局などに聞くと『資本金が50万元以上ある企業』且つ『年間売り上げの見込みが80万元を超えること』など言われる。企業の資本金の問題は、それだけの資金を払い込めばいいのだが、年間売り上げが、80万元以上を出さなければ、増値税領収書の発行権の申請さえできないのである。中国に進出して間もない企業にとって、いきなり初年度売上を80万元以上あげろといわれても、見込み客がない企業にとって、非常に厳しいものがある。また、企業間取引を行う際には、取引会社から、『取引条件は、増値税領収書の発行できることが条件です。』と取引条件を言われると、実績のない中国に進出してきて間もない企業にとって、増値税領収書が発行できないことで、B TO Bの取引に参入できないのである。
 今、多くの企業が、中国市場を狙って進出してきているが、この増値税領収書が発行できるかできないかで、悩んでいる企業は相当多い。増値税領収書の維持条件も、年間80万元以上の売上を続けることとなっており、80万元の売上を維持できなくなると、増値税領収書の発行権が剥奪されるのである。
 中国市場でビジネスをするには、ある程度の見込み客があることと、絶対に、毎年、売上を維持するだけの努力が必要になる。中国ビジネスに参入する企業は、一度、市場に参入して走り始めると、撤退するまで、走るのをやめることができないのである。走るのに疲れたということで、休憩すれば、ビジネスの維持条件を満たせなくなり、結果、撤退を余儀なくされる。
 中国ビジネスは、『能力あるものだけが、ビジネスを続けても良い。』という厳しい条件を企業に言い渡しているのである。


■アゴラ
http://agora-web.jp/



2010年12月21日 一月の日本(関西)出張の予定を決める。
 今日は、1月の日本出張の航空券の手配をしました。1月24日~31日です。滞在場所は、和歌山、大阪です。今回は、大阪で中国ビジネスセミナーを開催する予定で日程を調整しています。
 年明け、新春第一弾のセミナーは、大阪で行いたいと思います。
 
 セミナーの日程、場所が決まれば、ブログで報告したいと思っております。

 今、本当に中国進出をする企業が増えています。特に、中小企業が、新たな市場開拓を目指して、中国でビジネスを行いたいと思って進出しています。
 私も、ほとんど毎日、日本から、中国に進出を考えている方にお会いして、お話を伺っているので、現場の声を皆さんにお伝えすることができます。
 
 今回のセミナーは、リアルに中国に進出してみたいと考えている方を対象に、ディスカッション形式で、セミナーを行いたいと思っております。
 
 セミナー参加者の方に、まずは、『今回、このセミナーに来た目的と、どんな話を聞きたいのか?』先に伺い、その内容に従って、中国ビジネスセミナーで説明していきたいと思います。
 セミナーの話の流れを決めるのは、参加者の方々、私は、中国ビジネスをリアルに行っている立場から、質疑応答をするという形でセミナーの流れを作りたいと思います。
 参加費用は、このブログの読者に対する感謝の意をこめて、無料です。
 
 詳細は、数日中に、発表したいと思います。乞うご期待!!


2010年12月21日 上海で、飲食店開業への道 内装に関して
奥に座っているのが、一級建築士の楊氏
 今、弊社が行っている案件で、上海の人民広場の近くに、来春、OPEN予定の日本料理屋の開業支援をおこなっております。会社登記のほうも、順調に進んでおり、これから、店舗内装を行う段階になりました。
 弊社の建築顧問である一級建築士の楊氏と、図面を見ながら、現場の打ち合わせを行っています。弊社では、中国建材を日本に輸出する仕事を8年行っており、日本の飲食店の開業のための建材調達支援を行ってきました。
 そのノウハウもあるので、どのようにすれば、面白い店舗作りを格安でできるかよく分かっています。
 上海市内には、たくさんの建材市場はありますが、あまりにも数が多く広すぎることもあり、経験がなければ、必要な資材がどこに売っているかわからないということがいえます。
 今回の案件でも、できる限り、コストを抑えて、店舗を造りたいという、オーナーから意見もあり、建築工程、そして、資材調達についても話し合いました。
 
 今までは、日本向けに、建築資材の調達をメインに仕事してきましたが、これからは、逆に中国国内でどのような内装ができるか、設計から、建築施工、建材調達に関する部分まで、サポートしていきます。

 中国で、飲食店の内装を行う際には、必要なことは、設計段階で、消防局、衛生局等に、店舗の設計内容について説明して、事前に、ある程度の認可を得る手続きをしておくことが大切です。
 何も役所に連絡せず、実際の施工に入り、役所が調べに来た際には、『これは、消防上だめだ。これは、衛生上だめだ。』などといわれ、設計のやり直し、または、せっかく施工した内装を、壊してやり直しを命じられることがあります。
 
 中国で店舗を行う際には、特に、店舗内装の際には、事前に、関係役所と施工内容の説明と相談を行うことが大切になります。

現場視察
■中国建材仕入れに関する情報
http://www.kenzai-kagu.com


2010年12月20日 海外ビジネスは、個人の人間力が大切である。
 本日は、午後から、日本の建材商社の海外事業部の方が弊社に起こしになりました。いつも、私のブログを見てくれているということでした。2時間ほどの時間、いろいろ意見交換ができました。
 日本の建築業界の先を考えれば、人口減少などの問題から、着工件数が増えることは考えにくい、今のうちに、中国への販路などを見出したいというのが、本音だということです。
 しかし、本日、弊社に来ていただいた建材商社は、日本で上場している企業だということですので、日本企業特有の、時間がかかる決定経路のおかげで、現場で動いている担当者には、日本との調整をしながら、中国でビジネス展開をすることの難しさがあるという話をしていました。

 中国ビジネスで一番大切なことは、スピードです。話が、盛り上がっている間に、結論を出せなければ、商売が逃げていくことが良くあります。

 本社に相談してから、決断を出しますので、回答を言うまで、数日待ってください。という内容の回答では、中国のバイヤーは、逃げてしまいます。
 日本の大手企業の営業マンが苦労する部分としては、『お客が、すぐに結論を求めているのに、目の前で回答が出せずに、いらだたれる』ことだと、よく話しにします。
 ビジネスでは、慎重さも大切ですが、中国ビジネスの売り先の多くが、オーナー社長の決裁権を持った人が多いので、そような経営者と商談する場合には、売り手である日本側の営業マンにも、ある程度の決裁権を持たせないと、『会社に戻って相談します。』という話では、誰もが、遠のいていかれます。

 私自身も、中国でビジネスをしていて、報告、連絡、相談という『ほうれんそう』をひたすら繰り返す、大手のビジネス手法に対応するのは、苦手である。
 私の会社のクライアントのほとんどが、『オーナー社長』であることがいえます。


 本日、来たお客様にも言われました。『小谷さんは、大手のビジネス手法が苦手ですよね。私も、その気持ちが分かります。私自身も、過去に、自分でいろいろやった経験がありますから・・・』と

 自分の意思をもって、ビジネスをすることが、海外ビジネスでは、基本的な姿勢だと思います。企業人であても、個人の考え方を主張しなければ、外国では、なかなか相手にしてもらえません。
 中国では、企業規模も大切かもしれませんが、それ以上に、その人の人間力を、重視されます。
 企業がどうなのかよりも、個人、『あなた自身がどうなのか』を問われることがおおいのです。




顧問会員企業募集中

 

小谷大明神への祈願方法

小谷 学のオフィス

日本法人 一般社団法人 ジャシボ  【東京事務所】 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル2F TEL 03-4590-3020  【神奈川 本厚木事務所】 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-10-3 中町三紫ビル501 URL : www.jcbo.org 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司

中国貿易のノウハウを、小谷学が解説

中国からの商材調達は、弊社にお任せください!小谷学が経営するSFE貿易をよろしくお願いします。

上海・香港における法人登記・オフショア法人口座開設は、SFEで!


御連絡先 TEL 03-4590-3020(東京)

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

GOOGLEでブログ内検索

 

アリババ中国貿易講座 の情報は!!

■中国進出のサポート企業の紹介 環境対策商品『マリンの紹介』


 SFE 代表 小谷 学氏が中国 人民政府から頂いた日本企業の中国進出に関する高級顧問委託書類

『小谷 まなぶ』の 中国ビジネス 動画 セミナー 全内容公開!!


東京浅草 中国ビジネスセミナー 2時間50分

 


福岡中小企業振興センター 中国ビジネスセミナー 1時間57分

 


東京 四谷 中国ビジネスセミナー 2時間34分

 


東京 上野中国ビジネスセミナー 1時間8分

 

 

 
BBS7.COM
MENU RND NEXT

■小谷まなぶの関連ホームページ
小谷学の開運!中国ビジネスブログ!
上海家具ドットコム 家具工場の紹介
賃貸倉庫・神奈川県内物件
上海和歌山県人会のホームページ(公式)
ジャパンフードビジネス
アジアトレード
日本選挙研究会
FIDELI 小谷学の中国ビジネス奮闘記
あかつき行政書士事務所

友人相互リンク

島原管材のホームページ

NEO/CUBE的生活

諸磯神明社 掃除ボランティアの会

SEO対策:上海
SEO対策:貿易
SEO対策:コンサルティング
SEO対策:中国
SEO対策:ビジネス
free counters

過去のブログ

2006年9月15日

開始

2014年3月の記事 2014年2月の記事 2014年1月の記事 2013年12月の記事 2013年11月の記事 2013年10月の記事 2013年9月の記事 2013年8月の記事 2013年7月の記事 2013年6月の記事 2013年5月の記事 2013年4月の記事 2013年3月の記事 2013年2月の記事 2013年1月の記事 2012年12月の記事 2012年11月の記事 2012年10月の記事

2012年9月の記事 2012年8月の記事 2012年7月の記事 2012年6月の記事 2012年5月の記事 2012年4月の記事 2012年3月の記事

2012年2月の記事 2012年1月の記事 2011年12月の記事 2011年11月の記事 2011年10月の記事 2011年9月の記事 2011年8月の記事

2011年7月の記事 2011年6月の記事 2011年5月の記事 2011年4月の記事 2011年3月の記事 2011年2月の記事 2011年1月の記事

2010年12月の記事 2010年11月の記事 2010年10月の記事 2010年9月の記事 2010年8月の記事 2010年7月の記事 2010年6月の記事

2010年5月の記事 2010年4月の記事 2010年3月の記事 2010年2月の記事 2010年1月の記事 2009年12月の記事 2009年11月の記事

2009年10月の記事 2009年9月の記事 2009年8月の記事 2009年7月の記事 2009年6月の記事 2009年5月の記事 2009年4月の記事

2009年3月の記事 2009年2月の記事 2009年1月の記事 2008年12月の記事 2008年11月の記事 2008年10月の記事 2008年9月の記事

2008年8月の記事 2008年7月の記事 2008年6月の記事 2008年5月の記事 2008年4月の記事 2008年3月の記事 2008年2月の記事

2008年1月の記事 2007年12月の記事 2007年11月の記事 2007年10月の記事 2007年9月の記事 2007年8月の記事 2007年7月の記事

2007年6月の記事 2007年5月の記事 2007年4月の記事 2007年3月の記事 2007年2月の記事 2007年1月の記事 2006年12月の記事

2006年11月の記事 2006年10月の記事 2006年9月の記事

 


inserted by FC2 system

記事タイトル一覧

カテゴリ一覧


北京][天津][上海][広州][深セン][香港][トラベル][ビジネス][ゴルフ][上海雑技
[上海のホテル][北京のホテル][天津のホテル][広州のホテル][深センのホテル][香港のホテル]
Copyright(C) since 1998 Shanghai Explorer
y_12
inserted by FC2 system