昨日、某雑誌の担当者が弊社を訪問してくれた。フリーペーパーで、ビジネスニュースをやっているのですが、何か情報はありませんか？という話であった。
　これも、私が以前、ブログで書いていた内容を読んで、興味が沸いたということで、連絡をくれました。
　夕方から約１時間半いろいろ話しましたが、

　経営者が見えて面白い記事って、どうなんだろうテーマで考えて話をしました。
　たとえば、労働契約法や、企業所得税などの中国の法律が来年の１月１日から変わりますが、基本的に、このようなニュースは、法律の事実を書くだけです。
　知識として物事を知るには、ニュースが大切です。

　また、このような法律などの説明に関しえて言えば、弁護士の先生や、コンサルタントがいろいろコラムや、法律説明文などで書いていますが、
　正直、わたしような実際に商売している人間から見れば、「法律が難しくなるから、弁護士の先生と契約しなさいよ。コンサルティング会社と契約しなければ、リスク回避できないですよ。」という暗黙の脅しと、金儲けのイメージがつくて、お金を払わされる立場にあるようにおもって、面白いとは思わないのです。
　制度が変わって、コストがかかることは、経営者として一番いやなことです。

　逆に、法律の改正で儲かるのは、弁護士、会計士、コンサルタントなどの先生業です。

　私が、興味があるのは、経営者立場で、そんな法改正で金をかけずにどう対応したらいいのか、「備えあれば憂い無し」　どう備えていくのか　が、興味あります。

　難しい局面が出るから、契約しましょう。お金払いましょう　ということを言い続けられれば、実際の実務をおこなっている商売人から見れば、苦しくなるだけです。
　
　それで、提案しました。経営者がいかにお金を使わないで、世の中の制度変更に対応できるか、また、それぞれの企業が生き残りをかけるために、経営者の立場から見た得になる情報、コスト削減の情報です。
　ビジネス新聞、雑誌の情報を見れば、見るほど、コストがかかる話が多いです。
　それは、文章を書く立場の人間は、社会制度の変革を利用したビジネスを考えている一面があるからです。
　お金儲けの鉄則は、「恐怖を与える。」その次に、「逃げ道を教える。」　その間にお金が発生する。。。　ビジネス世界でも極端なことをやれば、法に引っかかりますが、通常の軽い恐怖を与えるビジネスは、普通に行われています。
　困るからそれを解決するソリューションビジネスがある。


　最近は、情報社会ですから情報をまくのも簡単になった一面、恐怖をまくことも簡単になりました。そのために、実は、儲かるビジネスは、恐怖の情報をまく、それで、解決、対策方法があるという言い方で、物を売る。契約を取る。という方法が、ものすごく多く使われるようになっています。
　今、メディアは、そのような方法、伝授する媒体として君臨してしまったという問題点があるように思います。
　カルマの法則から言えば、「悪いエネルギーの情報をまくと、いずれ、悪いエネルギーが自分のもとに戻ってきます。」
　すなわち、マスコミ、メディアの信用の低下にもつながると思います。
　
　これからのメディアの存在価値を高めるためには、本当に困っている経営者を助ける意味での情報提供をする媒体が、結果、いいカルマを与えて栄えるのではと考えています。
　
　目先の利益をもとめて、マイナスのエネルギーを与えるより、実は、徳になる情報をあたえて、後に戻ってくる結果のほうが、多くの利益をあたえることを理解したほうがいいとおもうという話をしました。