http://blog.explore.ne.jp/suzuki/26763.html 『中国起業の虎の巻』で、私のブログで紹介していただけました。有難うございます。鈴木氏とは、実は、もう8年の付き合いです。以前、このブログでも紹介させていただきましたが、ある共通の友人を通じて、鈴木氏が、上海進出を決めて、上海に来て2日後に出会いました。
年齢は、違うのですが、同じ7月27日生まれということもあり、何かの縁で、今まで、お付き合いさせていただいています。
鈴木氏とは、仕事の関係もありますが、時々、食事行くときに、お互いよく話しになるのが、「ビジネスの精神論」と「霊的パワー」の話です。
類は、友を呼ぶというのか、不思議な世界、また、ビジネスの精神論というものに、興味をお互い非常に興味を持っています。
鈴木氏は、製造、私は、貿易と行なっている仕事は違いますが、何か長年つながりを持って仕事が出来ています。
私自身、鈴木氏とであって、鈴木氏のビジネスの立ち上げに数ヶ月アルバイト行った経歴もあります。当時は、私は、まだ独立をしておらず、これから、独立してビジネスをしていきたいと願っていた頃でした。確か、28歳です。
私自身も、鈴木氏が上海に出てきて、これからビジネスを立ち上げようと、この街に着たばかりの頃出会いました。今は、従業員70名近くいる工場に成長しましたが、当時は、何もないところから、一人でビジネスの立ち上げを行なおうと、この街に夢を描いてきた、一、日本人経営者でした。
私も、過去に、多数の日本人経営者を見てきましたが、正直、鈴木氏は、非常にユニークで変わった人だなぁと思ってみていました。
しかし、鈴木氏がすごいところは、何もないところから、何かを生み出そうと言う思いだけは、半端ではなかったと思います。
私が、初めて鈴木氏に話した言葉は、「鈴木さん、上海に来て、言葉もできないで、事業を立ち上げるというのですが、大丈夫ですか?」
その答えは、「そう、大丈夫かどうかわからない。」という回答でした。ごく単純な回答でしたが、その中で、感じたことは、分からないが、やってみる価値がある。できると言うイメージがある とうう感覚が、明確に感じられたことが印象的でした。
私は、直感がいいと自分でも思っていますが、過去に、「この人は、行ける!」と思って、感じた人で、失敗した人は、いなかったです。
鈴木氏もその一人でした。
鈴木氏は、毎回、話をするときに、数ヶ月、数年後の時分のビジョンを明確に、話をします。
現実問題、予定通りに行くかといえば、100%実現できているわけではないと思いますが、
自分自身が、数ヵ月後、こんな仕事をやっていて、数年後、こんな形で、事業が成り立っている。お客さんも、このようなジャンルのお客が増えて、仕事が、近い将来、どのようになっていくのか、『未来予想図』を完全に持っている方です。
未来予想図をもって、人生を歩んでいる人は、未来予想図に近づいて人生を鮎腕行きます。
時々、軌道修正は、必要なときはありますが、確実に、その方向性に近づいていきます。
事業計画を考える際に、「こんなの出来ない。なぜ、計画なんかだすのだ?」と思う人も多いと思いますが、正直言って、未来の予想などだれも出来ません。
しかし、未来がどうなるかは、勝手に決めることが出来ます。
未来を決めることと、現実にどうなるかということは、まったく関係ないことです。
未来予想図を決めて、現実がどのようになったかは、その人の運命というものも大いに関係があります。
人は、運命に逆らうことが出来ません。しかし、運命は、パワーですから、私が思うに、具体的にどうなるかというものは、運命には、記載されていないと思うのです。
運気のいいときは、未来予想図が実現する速度が早まり、運気が悪いときは、障害があり、未来予想図が実現する速度が遅くなると考えています。
しかし、未来予想図をまず、実現できるものだと思い、行動を始めることが先決です。
成功できない人を見ていると、自分で、先に、人生を諦めているケースをよく見ます。
「所詮、私のレベルは、この程度ですから・・・」など、つぶやいた時点で、夢は、実現しなくなります。
世の中で、一番大切なことは、「自分が、できないことを知らない」ことが大切だと思います。
ある人に聞いたことがあります。
鳥類学的にいえば、 はとは、羽が短くて、飛ぶのが難しい鳥だということです。しかし、現実、はとは、大空を飛びます。
それは、はとが、自分が、鳥類学的に言えば、飛ぶことが難しいことを知らないからです。
これは、学説を考えれば、無理じゃないか?と思うことでも、そんな学説などしらなければ、実現できてしまうのです。
ですから、私が時々思うことがあります。「頭が良すぎる人は成功できない」と思います。頭が良すぎると、出来ない理由を沢山知っています。
また、危険なことも沢山知っています。リスクを知りすぎると、結局、確率的に難しい話を否定的に考えてしまいます。
事業で、成功する確率で、10年間事業を継続できる可能性というのは、100分の1だと言われています。
100人の起業家が、事業を始めて1人だけが、10年以上事業を継続できる確率のようです。
普通に考えて、確率論的に言えば、成功しないほうが、当たり前になります。しかし、成功できる人は、なんどでも成功できます。
その理由は、簡単です。
成功できないと思わないからです。100人のうち、99人は、自分の事業が成功できないと途中で思ってしまいます。
その結果、成功はありえなくなります。
要は、諦めるということです。
諦めないで、継続していれば、いつかは、必ず応援団がつきます。そして、自分の思っても見ないところで、サポートされて、成功する確率が高まっていきます。
諦めないこと、出来ないと思わないこと。そして、自分の将来に、未来予想図が完全に実現できると思い込むことで、時間をかけて夢の実現するために形成していきます。
鈴木氏が、上海に来てから8年以上、ビジネスの世界で見つめてきました。鈴木氏が、なにも人脈もない中国で一から事業を立ち上げられたのも、お金があったわけではなく、ただ、自分が、できるという想いが、事業を拡大させたことは言うまでも有りません。
お金がなかったら、事業ができないと言う人が居ますが、私は、違うと思います。お金がなくても、お金を集める能力、そして、想いを実現する能力があれば、物事は、実現へと導かれます。だから、商売は、面白いと思うのです。