小谷 まなぶの中国ビジネス日記~2010年10月掲載記事(1):エクスプロア・ブログ
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一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




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小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

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2010年10月26日 上海へいらっしゃい!
 今日は、午前中から、外資法人の登記に関する打ち合わせを行いました。新規で法人登記の案件が決まりました。
 上海万博に出店していた企業です。
 
 上海万博もあと終了まで残すところあと5日になりました。上海万博終了後は、すぐに、万博内にある荷物(商品)を移動することを言われているそうです。
 各企業ともに、早急に段取りするように、手配を始めているということです。
 万博出店企業は、万博専用の臨時法人で営業していましたが、万博終了後は、臨時法人使えないので、その後は、外資で独自出資するなどして、上海で事業を続ける場合には、再投資して企業を設立しなければいけないということです。
 
 上海万博終了後の企業対応が、またいろいろ話題を呼びそうですね。毎日、新規の法人時の話が弊社に来ています。
 正直、起業当初の将来への展望、夢のある話を聞いていると、私もわくわくしてきます。

 午後からも、都内でベンチャー企業を立ち上げている若手経営者が、弊社に来て、中国進出の相談に来ます。
 
 どんどん、中国進出の応援をしますよ!!


2010年10月26日 綺麗な仕事と汚い仕事
 世の中の仕事が多様化している。その中で新しい分野の仕事というものがたくさんある。いわゆる癒しなどを求める綺麗な仕事である。
 綺麗な仕事は、女性を中心にして、人気のある仕事だが、現状、この分野の仕事で、生計を立てるのは難しいと感じている人が多い。
 特に、このような付加価値を生む仕事は、景気に左右する。好景気なときには、付加価値を求める分野の仕事には、お金が流れてくるが、景気が悪くなれば、この分野の仕事には、仕事が流れにくくなる。
 生活する上で、衣食住の最低必要な部分の仕事でなないからである。
 若い人を中心に、気楽にできる仕事、ゆとりが持てる仕事ということ、非常に求める傾向があり、厳しい環境下でおこなうような仕事を好まない傾向が強い。
 その結果、一次産業や、二次産業の部分で何かを起こしたいという人が少ない。
 しかし、意外と目に見える利益を得れる仕事というのは、一次産業や、二次産業である。
 中国でもその傾向がある。中国の80後といわれる世代、いわゆる1980年以降に生まれた一人っ子政策の世代の子供たちは、3Kといわれるきつい、きたない、きけんな 仕事をやりたがらない傾向が強い。
 両親も、子供には、いい仕事をさせてあげたいと望み、非常に教育熱が高い。
 豊かになるということは、いい環境で仕事、生活をするという欲求が高くなる。

 実は、私自身、はじめ就職した仕事は、IT業界だった。いわゆる綺麗な仕事である。しかし、この業界の競争が激しく、頭のいい連中も多いので、この分野で大成するのは、難しいと感じた。
 人が、あまり率先してやりたがらない仕事を中心におこなうことにした。それは、中国建材の代理輸出業と、中国のローカル工場からの輸出を行う国際貿易業務であった。
 中国でも建築建材などを取り扱うメーカー、市場などは、環境的にとても綺麗とはいえない。こんなところで、こんな商品をつくっているのか?と思うような工場もたくさんある。しかし、この分野での取り扱い金額は、大きい。
 また、中国のローカル工場に生産依頼して、ローカルの中国人経営者と喧嘩しながら商品を作っていく、そして、コンテナに荷物を積んで、大型トラックで荷物を運ぶ、そして、通関し、船に積んで世界に荷物を出荷する。
 文字で見たら、雄大な仕事かもしれないが、現状の仕事といえば、作業員をたくさん使い、荷物を梱包、コンテナに積み込む作業。まさに、現場の親方の仕事だ。

 

 しかし、日本人が単身、中国に来て、中国人の作業員をたくさん使って、親方商売をする。まあ、喧嘩ごしで、大声を張り上げて作業をする。日程どおり、出荷できないとなると、工場に乗り込んで行き、自分たちの要求を大声を出して伝える。
 中国の製造現場、特にローカル系の工場などの経営者は、貫禄のある気性の激しい親父が多い。
 勢いがなければ、馬鹿にされる。まさに、チンピラの社会のような感じである。

 しかし、このような分野は、動かす量も多ければ、金額も大きくなる。
 
 商売の単価で言えば、綺麗な仕事と汚い仕事を比べれば、汚いといわれる仕事のほうが大きい仕事が多い。
 しかし、それにたえる精神力と度胸が必要である。私が、中国で10年以上もやってこれた理由は、その汚いといわれる仕事をやってきたからである。
 たぶん、綺麗な仕事を目指していれば、今まで続けることができなかっただろう。

 企業登記など、中国進出サポート業務について、よくブログで書いているが、実際に、私の会社が、もっている理由は、ローカル工場などとのやり取り、物流の現場仕事などを行っているので、その部分の利益が大きいのである。
 
 中国ビジネスのノウハウは、本の上で勉強しても限界がある。現場で、ぶつかり合い学ぶことが本当に多いのである。私は、本を読んで勉強することなど、ほとんどない、ただ、毎日、あちらこちらと、ぶつかり、気付いたことを中国ビジネスのノウハウとして紹介している。


2010年10月26日 中国貿易の種類『保税貿易』『一般貿易』
 なんとなく、中国貿易のやり方について、また、ブログで書いていこうという気になった来た。自分の本業について、もっと分かりやすく説明して、多くの人に理解してもらいたいと思った。
 
 中国の貿易のパターンで言えば、大きく分けて2種類ある。1つは、一般貿易、もうひとつは、保税貿易というもの。
 一般貿易と保税貿易の差というのは、保税区を通すか、通さないか というだけの差である。
 保税区とは、中国国内であっても、税金のかからないエリアというイメージを持ってもらえば分かると思う。
 保税区がなぜ中国で存在しているかは、来料加工貿易を行うために、保税区が書く国際港の近くに建設された。
 上海で有名な保税区は、『外高橋保税区』である。
 来料加工貿易とは、以前中国が、材料も設備も、資金も乏しいときに、始まった制度で、中国がいかにして、国を豊かにするかを考えて始まった制度だった。
 中国は、人と土地の資源は、膨大にある、しかし、今から20数年前は、設備も、材料も技術もなかった。
 外国の企業に中国で工場を建設してもらい、外国から設備と技術を持ってきてもらい、中国側が、土地と人を提供する。また、加工するための材料を外国から中国に運び込み、中国の保税エリアで加工する。そして、その商品をすべて、海外に輸出するという制度のことである。
 その場合には、中国に一旦、商品が入ってくるが、加工して輸出するという形を保税区で取れば、免税で貿易ができるという制度である、
 保税区貿易というのは、中国が何も無かった時代に、いかに、中国人の労働者をはたらかせ、そして、外国の技術獲得と外貨獲得を目的にして始まった制度である。
 当時は、中国の人件費の安さから、多くの日本企業(アパレル業を中心に)が中国に進出して、来料加工貿易を行った。
 


 実は、この制度が、日本のアパレル業界にあまりにも浸透して、中国進出した結果、日本のアパレル生産は、ほとんど海外移転するという結果になったといっても過言ではありません。
 中国の長期的な戦略で大きな役目を果たした貿易制度ということがいえる。

 簡単にまとめると、『海外から材料を保税区に入れて、保税区で、加工して、商品を作り上げ、その作った商品をもう一度海外に、再度輸出する制度』のことを言う。

 また、日本企業の間で、保税区が有名なった理由も、今から10年ほど前まで、中国に進出してきた企業の登記場所は、保税区に会社を設立しなければならないという条件があったために、外資系の貿易会社=保税区会社というイメージができた。
 しかし、時代の流れの変化によって、保税貿易への考え方が変わってきた。
 その理由は、中国は、今技術力をつけ、そして、中国が裕福なり、中国が、外国企業にそれほど頼らなくても、中国資本で、世界から設備、材料を購入できるようになったことが、外資企業の保税区加工の重要性が以前にくらべて低くなってしまったことがいえる。
 
 保税貿易についての説明について、これくらいにして・・

 一般貿易というのは、保税区以外のエリアで製作した商品を中国から輸出したり、また、海外から来た商品を港通関をして、通関時に、『関税、増値税』を支払い、中国国内の一般市場に商品を輸入する制度のことを、一般貿易といいます。

 いわゆる普通の貿易です。

 最近は、日本の企業も中国に商品を輸出して、中国国内で販売してみたいという企業が増えています。しかし、中国へ商品を売り込む際に障壁になっているのは、中国の税制です。中国へ商品を輸入する際に、『増値税=17%』がすべての商品に課税され、プラス関税もHSコードによって、規定の税率が加算されます。
 通常、増値税と関税を支払って輸入すれば、25%~の税金が輸入時に課税されることになり、外国商品がそれだけ商品代金が高くなることがいえます。

 一般的に言われることは、たとえば、日本から中国に商品を輸入すると、商品代金が、日本の1.5倍~2倍になるという理由は、物流費などの流通コストと増値税と関税という課税された分を計上して販売すると結果、このような価格なるということです。

 日本の価格の2倍近い価格でも売れる商品を探すことは、実は結構難しいということがいえます。日本製の化粧品や衛生商品の輸入が結構行われていますが、それは、原価率が低い商品は、日本製の商品でも勝負ができるということがいえます。
 原価率が高い商品で、日本製品を中国で販売する商売はあまり適さないということがいえます。原価率が高ければ、日本からの卸価格を下げて中国へ販売しようとおもっても、結論からいって、すぐに価格の限界になり、値下げができないことがいえます。

 中国で売れる商品は、原価率が低く、付加価値が高いもの、また、流通コストが低いもの、すなわち小さいもので高いもの・・・ということになるので、化粧品を販売したい海外業者が多いのですね。
 
 次回から、一般貿易について、思うことをいろいろ説明してきたいと思います。
 私の会社が行っている業種は、『貿易代理店』です。私が専門的に取り扱っている貿易は、中国の一般貿易ですから、今後、一般貿易について、いろいろ説明していきたいと思います。

 


2010年10月25日 本業は、貿易業務なのに・・・・
 うちの会社の売り上げの8割は、貿易業務や、通関業務、国際物流の手配業務です。毎日、コンテナの手配をして、日本などに荷物を出荷しています。
 最近、会社登記の仕事についてブログで、書くことがおおいのですが、本業である貿易業についてあまり、書いていないことに気付きました。
 
 今日は、あるお客様から連絡がありました。『広州にある機械設備を日本に送りたいのですが、小谷さんところでは、やっていますね。』と聞かれました。
 私は、『はい、うちは、それが専門ですが・・・計算するのに、いくつか情報をください。商品の体積、重量、数量、そして、商品が具体的になんであるかを教えてください。日本向けでしたら、主要港ですと混載便(LCL)もコンテ20FEET,40FEETのものも、どちらでも可能です。』と答えた。
 そこからは、ワンパターンの回答を行う。

 今商品は、商検がいるかどうかの確認、増値税領収書の有無、また、工場から弊社の上海に有る流通倉庫までの物流手配、梱包状態など・・・細かい内容を、聞いて、それで、大体の値段を告げる。
 
 国際物流に関しては、規定がある。規定にしたがっていかに効率よく物流の輸送モデルを考えるかが、貿易代理店の仕事である。
 貿易代理の商売を始めて、前職の時期から換算しても、上海で10年行っている。
 あまりにも、毎日、同じ事をしているので貿易業務については、詳しいが、あまり語らなくなっている。
 貿易ついても、中国の情報を集めたいと思い、私のブログを見ている人も多く居る。そんな人のニーズに答える情報提供も必要だなとふと思った。
 貿易業務の基礎から、また書いていきたいと思う。


2010年10月25日 外資でインターネット販売許可は難しい。
 中国でインターネット販売を行なうには、『電子商務』が営業許可書の経営範囲に無ければいけないことになっている。
 今日は、工商管理局に、外資で『電子商務』の営業範囲が認可されるかと伺ったところ、外資企業には、このビジネスに関しては、規制業種になっているという回答が帰ってきた。
 すなわち、外資企業が簡単にタオバオなどのインターネット販売を中国国内で参加することを許されないということになる。
 
 過去に、弊社が代理登記した企業で、電子商務の営業範囲(定款)を取得した企業があったが、内資系の企業のみである。
 ※外国人の法人代表の内資系企業は、電子商務は、取得可能である。

 今、外資企業が、中国でインターネット販売に参入したいと思っている企業が多くあるが、そのような企業が、参入するには、電子商務の営業許可が必要になり、この部分の商売を行いたいと思っている企業がこの営業許可を取得したいと思っても、なかなか取得が難しいことが言える。
 風の噂では、外資でも電子商務の営業許可を取得した企業があるということだが、私の確認したところ、上海では、ほぼ無理な状態と言うことである。

 問い合わせベースであるが、外資で中国国内でインターネット販売に参入したいという企業からの問い合わせが多数来ている。
 その理由として、タオバオや楽天が日本企業向けに中国での販促を呼びかけていたこともあり、それに従い、中国でインターネット販売ビジネスを行なってみたいと考える企業が、相当数増えたことがいえる。

 現状としては、まだ、この部分で市場開放が行われておらず、外国人が、外資資本で参入することは規制している。
 ネット上では、日中間ビジネスの促進をする為の勧誘が、加速しているが、中国国内の対応が、外資の呼びかけをおこなっていないという現状がある。
 そのギャップに、これからネット業者は、困ることが多いのではないかと予想できる。
 今、唯一参加できる手段としては、中国人の友人とパートナーを組んで、中国人投資の外国人法人代表の企業が、インターネット上での販売促進ができる。
 上海の場合は、資本金10万元から法人登記が可能である。
興味があるかは、私に問い合わせ頂ければ、設立のお手伝いを行います。


2010年10月25日 起業精神のあるパイオニアを応援したい。
 今日は、同世代の人からメールを頂いた。『同じ世代として小谷さんの意見に同感です。拡大する中国マーケットを経験できる地の利がある日本に感謝しています。』

 簡単に内容をまとめましたが、こんな内容にメールを頂きました。
 
 考えてみたら、日本と中国は非常に近いということが、実は、我々、日本人にとってチャンスがあることが言えます。飛行機で2,3時間で来れる距離、ほとんど、国内商売と同じような感覚で日中間取引を行えます。
 私自身、上海に普段は住んでいますが、インターネットを通じて、多くの人と毎日のように交信しています。 
 通信料金がネットの発展で格安になり、時差も1時間しかないことで、日本と中国の業務連絡は、簡単にできます。
 もし、日本と中国の位置が、日本と南米くらい距離が離れていたら、中国経済が幾ら大きく拡大していても、多くの日本人は、影響を受けていると感じることは少なかったと思います。
 日本の国土の30倍ある中国。例えば、上海と広東省との距離と、上海と九州の距離を比べれば、上海から九州のほうが近いのです。その距離感は、経済圏が重なり、考え方によっては、日本という市場を越えた何かを起こすことが可能性は秘めています。
 日本が高度成長期の時代をもう一度経験するには、相当大きな破壊的な出来事がない限りは難しいのですが、近隣でそれを体験できるチャンスがあることは、まだ、日本の地の利があるのだなぁと思えるのです。
 距離感が近いということは、まだまだ、日本の我々の世代にとっても、夢を捨てる必要性がないのだと思うのです。
 私は、たまたま、企業登記の仕事を上海で行っていますが、この仕事ができたことを感謝しています。
 起業家の応援を、現場でできる一番面白い位置にいると常に思っています。

 


2010年10月25日 日本の第二創業期
 今日は、月曜日です。今週は、あまり外出する案件がありませんが、事務処理として行う法人登記の案件が多数あります。
 
 今日のニュースで『円高の水準が一ドル=80円で換算する』という話を書いていました。しばらく円高が続く予想をしています。円高に対する企業損失ということも書いてあり、海外で利益をあげている企業にとって、円換算で連結決算をすれば、損益も大きくなります。
 そうなれば、今の時期にドルなどの外貨を円に両替することを考えないで、このまま外貨を海外保留するか、海外で投資をしたほうがいいという判断になります。
 ますます、日本にお金が戻ってこない時代になって来ています。
 
 もし、日本の景気回復を狙うならば、一気に、円を国内に放出して、円安になるように仕向けなければ、ドルが市場に放出を続けているのに、円だけが放出しなければ、円高になるのは仕方ないです。
 不景気なのに、一部では金余り現象が起こっているという不思議な世界になっています。
 結局、お金が入るキャッシュフローを持たない人は、永遠とお金が回ってこないという社会構造が、ますます顕著になってきていることがいえます。
 
 答えを言えば、『サラリーマン的な発想では、永遠にお金が回ってこない社会を形成している。』
 企業は、不況を理由に、労働者への所得を抑えることに専念している。そうなれば、雇われ人としての立場は、ひたすら低所得への道という運命をたどる。
 自分で、別のキャッシュフローを持たない限りは、新たな収入源が得られない。
 給料をもらえたら何とかなる・・・という時代は、終わりかけているようにおもうのである。今までの日本は、会社にまじめに勤めていれば、会社が生涯食わせてくれるという生涯雇用の概念が完全に崩壊しているのに、雇用さて居る側では、なんとなく、その概念を信じている人も多いように見える。
 生きるための危機感というのは、日本人は、諸外国の人に比べて弱いように思う。日本の社会保障制度が充実しているので、『死ぬことは無い。』と、何か最後は、国頼みという感覚が、不況からの打破を抑制しているように感じるのである。

 結局、金儲けに対して、常にどのようにしたらいいのか?と考える時間が少ないように思うのである。
 それは、幸せな時代に、日本人の教育で『ゆとりのある』というテーマで平和な社会を教えすぎた結果ではないだろうか。
 いずれにしろ、『良いとか、悪いとか、関係なく、国民全体が、起業精神もって、収入を得る手段を考えなければ、今の不況感を打破できない』と考えている。

 特に、これから将来が長い、われわれの世代 団塊ジュニア以降の世代では、サラリーマン的発想を続けて、どこかにお給料をもらいに行こうと思っても、所得減少は、ひたすら継続して行われるのは見えている。

 極端な話を言えば、『働きに行くことは、貧乏になること』になっている。人口減少と円高、そして、市場縮小が続いている中では、勤めに行くことは、豊かになれる要因がないことが言える。
 
 どこでも良い。稼げる手段を見つけて、チャンスを探し続けなければ、これから先、幸せな時代など来るのが難しいと考えている。
 私は思うのは、日本の戦後復興が第一創業の時代だとすれば、今は、第二創業の時代になったということがいえる。
 いずれにしろ、どこでもいいから稼げる手段というものをひたすら考えることが、われわれの世代が、豊かになるための、方法であるに違いない。
 ハングリーさが、必要な時代になった。そして、市場は、日本以外にも目を向けることで、チャンスの幅も広がるのである。


2010年10月25日 商売人として思うこと
 商売を行っていると いろんなパターンの人を見ます。『足を運ぶ人』と『足を運ばない人』
 私は、基本的に取引条件で、足を運んで来てくれた人には、やさしい対応になります。
 逆に足を運ばないで、値段の話ばかりする人とは、商売がうまくいかないと思っています。
 そのような経営者のパターンは、『これだけの仕事を出すのだから・・・安い値段にしてよ。』と値段の話をする人が多いのです。
 商売は、確かに値段は、大切かもしれないのですが、値段だけで、周りを何も見ないで判断する人とは、私は基本的に商売したいと思わないのです。
 合理的な社会で、インターネットで何でも物が買える時代になったので、企業のサービスも、機械的に行うのが、儲かる商売かもしれないのですが、私は、商売に関しては、アナログ的な人のつながりを重視しています。
 
 過去になんども、インターネットだけで問い合わせて、あったこともないに取引をしたケースがありましたが、結局、そのような条件で取引した場合には、あまり長期間継続して、行えたことがありませんでした。
 人のつながりというものが、継続したビジネスをするための基本なんでしょうね。
 私も、いろいろ経験することで、多くの学びがありました。
 
 情報提供は、インターネットを用いて、活用することにしますが、商売の中身は、昭和の時代の頑固親父的な商売を目指して行きたいとおもっています。


2010年10月24日 儲かる会社の経営者の思考
 私は、過去に3000社を超える経営者の方とお会いして話をしてきた。やはり、多くの経営者とあって話をしていると、その会社が儲かっているか、儲かっていないのか、言わなくても分かるようになってくる。
 儲かっている会社の経営者は、『まずは、性格が明るいことである。そして、話が面白い。』というのが特徴である。
 
 絶対にそうか、と言えば、そうではないかも知れないが、自分の事業を客観的に捉えることができ、そして、楽しく、相手に自分の会社のことを伝えることができる経営者の会社は、大体、経営状態が良い。

 やはり、企業と言うのは、事業内容も重要だが、多くの人から注目されてこそ、仕事がやってくる。
 私が、よく思うことがある。『上海に貿易会社という名前の会社が何万もある。ただ、貿易と言うことだけで言えば、同じことができる会社は、いくらでもある。しかし、その中で、他社との違いを出すのは、それは、伝え方の違いだけだ』と思っている。貿易業界もある程度、価格面でも一般的価格というものが存在する。作業費や、物質的なものに対しては、特別な価格をつけることもできないのが、業界の常識である。特に中国は競争が激化しており、ひとつの仕事で大きな利益を求めるという仕事のやり方では、お客は逃げてしまのである。だから、多量の仕事を安価な設定で多数行うことが会社にとって儲かる仕事であることが言える。
 中国でビジネスの立ち上げが難しいのは、少ない仕事で利益追求をするビジネスが難しいことがいえる。そうなれば、ひとつの会社で多数のクライアントをもって、多くの仕事を安価にこなすことができて初めて、会社として存在できるのである。
 また、商売の順番と言うものは、この街には、存在しない。
 日本的なことを言えば、商売には、順番があり、先に参入した人を追い越すのが難しいと言う状況がある。しかし、中国では、そんなことは、お構いなしである。
 どこか入るチャンスがあれば、みんな狭い門に飛び込んでくる。狭い門に入れるかどうかは、やはり、経営者の手腕にかかっている。
 手腕、すなわち、話が面白いかどうかと言うことである。興味を引く話ができるかどうか、中国の経営者で、成功者で話しべたな人など、私はまず見たことがない。
 あまりに、話がうまく、その話が『本当なの?』と思うことがあるが、話のうまさ、人に注目される。興味を持たせることができる そんな能力をもっている経営者が、今大きく伸びている。
 その話を信じ、多くの人が近づいてくる。実際に、細かい技術や、能力がなくても、人と金が集まり始め、そして、その企業は、集まってきた人と金に支えられて、企業が成長していくのである。
 何か、錬金術のようなものを、中国ではよく見ることができる。

 日本でも、かつて戦後復興を成し遂げた昭和の企業の経営者の中でも、そのような経営者が多数居たと聞く、われわれの世代では、そのような経営者を見ることが少なくなっているが、何も無いところから立ち上げると言うのは、『やってみたい。』という思いと、『それを伝える能力』以外なにもないのである。
 
 人は、面白く物事を、効率よく伝えることができれば、成功の階段をのぼれるということではないだろうか・・・私は、そう思っている。
 だから、暗い話、マイナスな話は、厳禁である。人を非難するマイナスの話も、それを言ったは、成功などありえないのである。
 世間では、足を引っ張ることで、相手の成長の邪魔をするということを良く見かける。しかし、相手の邪魔をしたから、自分が成長できるのか?と言えば、それはありえない。そこは、カルマの法則というものがある。カルマの法則というのは、与えたエネルギーは、必ず、自分のところ戻ってくるという法則。
 すなわち、足を引っ張る行為をする人には、別の形にで、その人は、足を引っ張られるのである。
 相手の成長を良く思わないエネルギー、嫉妬といパワーは、何もいいことを生まないことが言える。
 成長できる人は、何も感じないで、淡々と自分の思うこと、やりたいことを 『繰り返して訴えることができる人』と言うことである。


2010年10月24日 ビジネスの成功法
 『ビジネスの成功法』は、どういうものですか?と聞かれれば、私は、真っ先に答える回答は、『影響力』だと言う。
 ビジネスの世界で一番大切な効果は、影響力だと思っている。
影響力とは、自分が思考したことを自分以外の存在に訴えることで、その訴えを聞いた人も何か反応を示すことである。
 影響力を伝える手段として、『文字、音声、映像』などを用いて、伝達作業を行うのだが、もっと言えば、『念』というものが存在する。
 影響力のある人の事を指して、『あの人、念が強いからなぁ』という表現で、よく表される。
 念が強いというと、良い意味でも悪い意味でも、用いられるが、念の強さは、意識のエネルギーの大きさであって、その人の思考の良し悪しにかかわらず、影響を与えていくのである。
 これは、宇宙の理論と言うことかもしれないが、思考のエネルギーは、脳波という波動エネルギーであることがいえる。
 波動という波であるので、波が大きくなるには、多くの人に自分の思考の波をぶつけ影響力を与えて、周囲の人も同じような波動(波)になれば、同じ波形の波同士が共鳴して、波の波形がどんどん大ききくなる。
 それが、意識の拡大だと考えれば、意識は、脳波を効率よく出すことで、意識の実現をする速度が速まるということが言えるのではないだろうか。
 そう考えれば、面白いことに気付いてくる。

 営業の世界で、大成功を収めているビジネスマンがこんな話をしていた。『ビジネスで成功するには、同じ事をひたすら繰り返して言うだけである。他人が如何思うか同化など関係ない。ただ、念仏を読むように繰り返して話をすることが、成功法である。』と言った言葉が、私の脳裏に深く刻まれている。
 意識を効率的に増幅させる効果というのを考えれば、同じ事をひたすら繰り返すと効果があるということになる。
 営業で影響を与えたければ、同じ話をあちらこちらで、行い続ければいつかは、その意識の波動が共鳴を始めて、多くの人に広がっていくことがいえる。
 

 インターネットを効率よく利用することも、意識の拡大をするの非常に効果をもたらすのである。
 自己意識の実現をするには、意識を効率よく外部に伝えることが大切であり、意識を持ち続けることが、常にその意識を発せられる人から脳波が発せられ、その脳波を感じた人が、影響を受け、同じような脳波を発し始める。そうすることで、意識の波動の共鳴が始まり、自分が思う以上に結果を出すことができるようになる。
 これが、成功法だということがいえるのでないだろうか。

 夢の実現方法は、『ひたすら思い続けること。』『話し続けること』で結果を得るのである。

 




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