小谷 まなぶの中国ビジネス日記~2008年5月掲載記事(1):エクスプロア・ブログ
エクスプロア上海TOPへ 上海タワー632メートル到達~世界第2位の高さ家賃も超高    fmRiLZVVVFjHtUI--万怡酒店     NO388--ageha(アゲハ)    雲南省地震 死者367人に 行方不明5人 負傷1801人    上海電影(映画)博物館に行ってきました!     TOP > BLOG > 小谷 まなぶの中国ビジネス日記


プロフィール


肩書き


経営コンサルタント & 運命鑑定士


 


人生相談 経営相談 人事相談 ・・・


一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




Email  info@jcbo.org


 



小谷まなぶのFACEBOOK


一般社団法人 ジャシボ


Emai info@jcbo.org



【イベント、講演依頼】



小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

小谷まなぶの中国ビジネス奮闘記 メルマガ配信 登録はこちらのサイトから!


ご意見ご感想はメールにて



小谷まなぶのアメブロでのブログ




RSS 1.0My Yahoo!に追加


2008年05月27日 見栄えにこだわり苦しむ経営者
 商売をする際に、意外と重視されるのが、見た目なのどの「はったり」の部分です。
 
たとえば、いい住所、いいオフィスビルに入るなどすることは、信用を得るためには、大切なことかもしれません。
 私は、思うのは、特に社歴の短い企業や、利益率が非常に高いビジネスを行っている企業などは、その見た目が大切になると思います。
 お金が、お金を呼ぶ商売。

 しかし、経営者は、見たためにこだわりすぎて、事業を圧迫しているケースをよく見ます。
 実際の自分の事業でできるレベル以上のことをすると、結果、事業を継続できなくなり、途中で会社を解散させるはめになります。

 ビジネスは、見た目も大切ですが、自分のできる範囲で、順次拡大していくことの方が、もっと大切だと思います。
 でも、人間の見栄とか欲の世界は、コントロールするのが難しいのですね。


2008年05月27日 中国を愛する駐在員親父の話。人事評価について
 昨日、船舶関連のメーカーで日本人駐在員として上海に赴任している方とお会いした。
 話の内容は、まじめなビジネスの話と、楽しい、アフター5の話でしたが、一つ、印象的な話がありました。
 日系企業の中国人社員の収入という話で、「中国人の現地スタッフの給料が、日本人社員より高くなっても当然である。能力があり、稼ぐことが出来る奴には、高い給料を払うのが当然だ。俺は、そう思う。」という話をしていた。

 付け加えて言った。「日本から来た社員で、中国で何も出来ない。言葉も出来ない。生活環境も適応できない社員で、高い給料払う必要なんかないんだ。日本の企業も中国でビジネスをして中国で成長していくなら、日本人が、どうだ、中国人がどうだ、なんて、考えていても話しにならない。平等に評価するのが当然だ。上海のスタッフは、すべて英語が出来て、コミュニケーションも外国語でできる。それに引き換え、日本から来たスタッフは、外国語さえできない・・・」という風に熱く語っていた。
 
 その親父は、中国を学生時代から愛し、中国暦足がけ、15年、現在60歳の方でした。

 確かに、この観点は、あたっていると思います。日本の企業でも中国で事業をして、中国人、もしくは、世界相手に商売するなら、日本同士の優位点などまったく関係ありません。


 特に、船舶の仕事などは、世界の船主が中国で造船、修繕船をおこなっています。そうなれば、100%グローバル企業として、存在しなければ、ビジネスが出来ません。 そんな世界では、日本人優位主義のような世界は通用しません。
 一体、中国で何が出来るか。中国でどれだけの仕事の結果を出せるかが、社員としての企業貢献度だと思います。
 だから、グローバル企業して、中国でビジネス展開をしていくなら、この感覚は大切だと思いました。


2008年05月27日 新規事業を開始。
 今回、日本の某協同組合の中国担当顧問となり、中国からの研修生受け入れについての相談業務を開始いたしました。
 
 研修生といえば、暗いイメージが多いのですが、最近は、安い人件費だけという目的ではなく、中国人研修生を日本のメーカー、工場で研修を受けた後に、日本の会社の中国市場への進出の足がかりにすることも、視野に入れて、研修生の受け入れを行うケースが多くなっています。
 日本の企業としても、現在、中国市場を無視できなくなっています。しかし、人材面で、中国進出に関して、どうしたらいい分からず、進出をあきらめているケースをよく見ます。
 日本で1年~3年(最長)の仕事を経験していただくことで、研修生が中国に戻ってから、研修終了後の自社育成の人材を足がかりにして、中国進出する方法が、安全に中国でビジネスをする方法だと思います。 

 

 また、中国製品のレベルの向上、ならびに、中国製品を日本で使うケースが増えたことなどで、実は、中国人の職人が日本の現場で必要になるケースも良くあります。

 私は、中国の建材を取り扱っていますが、中国建材を中国で買って日本に送っても、日本の職人が中国建材の設置、施工方法が分からず戸惑うことがあります。しかし、中国建材の施工に、中国人の職人に施工してもらうことで、メイドインチャイナの半完成品を、中国人に施工することで、特に問題なく施工できることがあります。
 半完成品の中国からの輸出、日本での設置を考えれば、中国から中国商材を理解している職人に、作業をしてもらうほうが、効率がいい場合があります。

 また、研修3年間で、日本の現場を理解してもらうことで、帰国後、日本向け商品の開発などにも、日本の現場を知っている中国人スタッフが増えることで、いい商品がつくられるようになるというメリットが考えられます。
 中国からの研修生受け入れに興味がある日本の企業様は、ご相談ください。完全サポート致します。



2008年05月26日 自己レベルの向上に頑張る中国の若者。
 私は、長年、中国にすんでいて感じることがあります。基本的に中国人は、頭のいい人が多いと思うのです。
 この前、四川省に旅行に行った際に、ガイドさんの演説を聞いてそう思いました。観光ガイドですから、話をするのがうまいのが当然ですが、ただ単に話がうまいだけでなく、かなり、人の心をつかむように機転を利かせて話をしているのです。
 
 国内ガイドの仕事は、決して楽な仕事ではないと思うのですが、中国の内陸部には、優秀な人材がいるなぁと思いました。
 
 言葉がただ、中国語なので、中国語が理解できなければ、言語から感じる頭の回転のよさを見ることができませんが、私は、12年中国にいますから言葉は、ほぼ理解できますので、その言葉、話し方から分かる頭の回転というのを感じることができます。
 
 それを見ていて思うことは、本当にレベルが高い人(頭がいい人)が中国では、安い賃金で働いているケースをよく見ます。
 
 実は、見方によっては、いい人材が中国には、本当の意味でたくさんいます。
 
私は、常々、そのような人見ていて、このままじゃ、日本の若者、中国に勝てなくなるよ。

 一人っ子政策などで、中国の海岸部の大都市の子供は、小皇帝といわれるくらい贅沢に暮らしている子供もよく見ますが、今注目すべきことは、内陸の若者も、だんだん生活レベルの向上とともに、普通に、携帯電話を使い、パソコンでインターネットで楽しんでいます。
 これを見たときに、中国の内陸の若者も、日本の若者と変わらないレベルで家電製品、パソコンを使いこなしているのです。
 
 私が、12年前に上海に来たときは、上海などの大都市の若者は、パソコンなどを使う機会がありましたが、内陸では、パソコンがまだ高価で変えない時代でした。
 しかし、たった10年で、パソコンなどの機器も普及し、携帯電話などの端末を、自由に使いこなせる人が、ものすごく増えているのです。
 
 それを見て、もう、日本の若者、中国の若者で、生活で使う機器でのレベルの差は、ほとんどないことに少し、脅威に感じることがあるのです。
 
 先進国だと信じていた日本人も、中国などの若者と何か変わらないレベルことしか、行っていないのですから・・・
 言葉では、うまく説明できませんが、この部分に何か、日本人としての価値、ってなんだろうか、世界に何か強く誇れるものがあるのだろうか。。と思うことがあるのです。

 10数年前は、物がない中国が、今は、物にあふれる中国になって、使う家電も日本と中国で大差がなくなり・・日本人としての文化レベルの高さについて、何が誇れるのだろうかと思うようになりました。

 それだけ、世界のレベルが均衡化しているのです。
 そのことに、私は、ひとつの脅威を感じて仕方ないのです。
 
中国人の若者を見て、必死に勉強して、自己レベルの向上を努力している姿をみて、今は、逆に日本の若者よ。頑張らなければ。アジアで勝ち組みになれないよ。と思うことが多くなりました。
 
 日本のニュースを見ていて、ネットカフェ難民、ニートなどの言葉をみて、何か危機感を感じて仕方ありません。そう思うのは、私だけでしょうか?


2008年05月25日 中国からの研修員制度について考える。
 中国からの研修員制度というのが、話題になっているが、中国からどのようにして、研修生を日本に受け入れるのか、話題になった。
 別件で、上海に来ていた弊社のクライアントの社長ですが、その方は、多角事業をしており、一つの事業で、研修生の受け入れを行っている協同組合の理事長を行っており、中国からの研修生の実態についていろいろ話を伺うことが出来た。

 実際には、日本の製造業のコスト削減のために、研修生制度を使い人件費の削減をするだけのが、目的ではないということが分かった。
 仲介している協同組合によっては、悪徳な組合もあると聞きますが、まじめに企業のソリューションのため、中国人の作業員のために仕事している協同組合もあります。
 
 今まで、研修員制度の存在を知っていましたが、詳しくは聞くこともなかったので、今日はいい話を聞けました。

 中国からの研修生制度を利用している日本の業者は、ほとんどが中小の企業が多いようです。従業員数が50名以下の企業では、研修生の受け入れることが出来る数は、年間3名までと決まっています。
 1年目は、研修生としての受け入れで、日本の国に対して社会保険などの支払い義務はないとのこと、最長で3年で、2年目以降は、社会保険の支払い義務があります。

 実際には、日本の製造業や、3Kといわれる業種、また、農業や、漁業、などの1次産業、製造業などの2次産業を中心に、研修生の受け入れれ可能な業種が決まっています。
 現在は、100数種類あるとのこと。
 
 私が、関係している仕事では、建築業では、ほぼほとんどの作業が、中国の研修生によって行うことができることがわかりました。

 で、思ったことがありました。
 実際には、中国建材を今まで多く日本に輸出しましたが、日本の大工さんが、中国建材の施工の方法が分からなくて、困ったケースがありました。
 それは、中国の建材は、今世界一の種類になっていますが、現実、中国建材を取り扱ったことのない日本の職人さんは、施工方法が分からず、いろいろ問題になるケースがあります。
 しかし、この部分は、研修生の中国人の大工さんにお願いすれば、問題は、あまりなくなるのでないかと思ったのです。
 中国でいろんな建材の施工経験のある職人さんを、日本の現場に呼び寄せて、施工してもらえば、中国建材ですから、慣れているのは当然です。
 建築などの商品は、いくら中国で買い付けて日本に輸出しても、現場で施工して、設置することで、完成品になります。商品を送り出した時点では、まだ、半完成品です。

 建築用の商品の多くは、半完成品での輸出であることに気付きました。
 
 中国のメーカーから出荷した商品を、中国の職人に施工してもらう。その流れがうまく出来れば、半完成品を、完成品にすることが出来るということに気付きました。
 
 実は、この問題点は、以前から、中国から建材を輸出しているものの間ではあった問題でした。
 
 メイドインチャイナが多く出回っている中で、現場設置の必要な商品は、本場中国から職人に来てもらって、設置する。
 この考え方は、正しいのではないかと思いました。
 

 これから、研修生の受け入れについてのソリューション事業も行っていくことになりました。中国の優秀な人材を日本の企業に送り出すことで、今まで出来なかった事柄も、出来るようになると思います。
 日中間の流通がこれだけ盛んになっているので、物だけが中国から来るのではなく、実際に人との交流があって完成品にする。そんな交流も大切だと思います。
 また、大卒の中国人の人材の場合は、研修生から正式雇用にすることも可能だということです。今後、研修生についての情報もこのブログで書いていきたいともいます。


2008年05月25日 香港のオフショア会社とバーチャルオフィスを利用する。
 香港のオフショア会社のメリットについては、過去にも何度も話をしましたので、今回は、説明しませんが、香港のバーチャルオフィスを利用する方法について説明したいと思います。

 香港に会社を持っていても、普段は香港に誰もいなくても、住所、電話、FAX番号がほしいというお客様の要請があります。
 
 香港のバーチャルオフィスについての機能について、説明します。
 
 ◆住所レンタル(香港市内一流オフィス住所、 郵便物転送サービス(転送費用は、実費)

 ◆FAXサービス (FAXの専門番号を1つもらえます。香港の番号)
 FAXの確認方は、インターネット上で、FAXの内容を見ることができます。世界どこからもアクセス可能

 
 
 電話に関しては、私の知っている限り一番格安の転送サービスは、SKYPEを利用した、転送サービスです。SKYPE INで香港の番号を取得して、自分の携帯電話に転送するのが一番やすくて、便利な方法かとおもっています。
 

これらの方法を利用することで、安いコストで、香港のバーチャルオフィスを持つことが出来ます。

 電話、FAXの使用頻度、郵便物の料などで、コストは変わりますが、この方法で行えば、年間維持費10万円(日本円)程度
 会社維持費+バーチャルオフィス運営費=年間のランニングコストは、25万円(日本円)程度です。

※ このコストには、会社登記費用は、含まれていません。
 
 香港の会社を設立して、住所、郵送物転送サービス、電話、FAX 香港の番号を取得することで、香港の名刺を作ることができますよね。
 
 オフショア会社は、基本的に金融上のメリットを利用するだけですので、香港に人がいなくてもビジネスになります。ですから、このような制度を利用して、実際に運営する人は、香港以外のエリア、日本でも、中国でも、どこの国にいても、ビジネス展開は、可能です。
 
 銀行送金は、インターネットバンキング、事務所は、バーチャル。営業方法は、インターネットのホームページなど、、すべてバーチャルでビジネス展開できる時代です。
 お客さまとの面談などを必要にしないビジネスを行っている人にとっては、すべてバーチャルな世界での会社運営でも良いのではないでしょうか?
 
 
 



※ ココに表示した価格は、弊社が契約しているバーチャルオフィスサービス会社の価格を参考に話をしています。
※ 支払いに関しては、上海で人民元で支払いができます。




2008年05月24日 中国貿易の謎、支払い口座が2つある?個人口座、法人口座
 時々、質問されるのですが、「中国の企業と貿易をしていると、商品代金は、会社名口座に、コミッションは、個人名口座に振り込むように要求されます。」これって、一体どうなっているの?
 確かに、不思議ですよね。1つの口座にまとめて銀行送金したほうが、効率がいいのですが。。。それには、理由があるのです。理由は、中国の貿易は、実際には誰でも簡単に出来ません。貿易するためには、貿易権という権利があり、その権利を持っていない人が貿易を行う際に、苦肉の策で行っているビジネスモデルであるのは、事実です。
 その理由について、少し説明したいと思います。

 

 通常、中国の貿易を成立させる場合は、貿易権のある貿易会社、もしくは、貿易権のある工場に直接外貨決済するのが、普通ですが・・・
 貿易権のもっていない中小の工場、もしくは、ブローカー的行っている貿易商社などは、直接、外貨決済をする権利をもっていないので、個人口座に入金を求めるケースがあります。
 そのような場合は考えられるケースは、

商品代金は、貿易権のある貿易会社に支払い。コミッションは、口座に支払うケースが多いと思います。
 その理由は、貿易権のない企業が、貿易権のある企業の名義、口座を借りて、外貨処理を行います。そうすることで、外貨カクショウ単という書類の処理をおこないます。この書類がなければ、海外に商品を輸出することが出来ません。
 この外貨カクショウ単(外汇核销单)という書類の処理が出来る会社は、貿易権のもっている会社のみと、中国政府の規定で決まっています。

 その書類を持たない企業は、必ず、貿易権のもっている企業に外注して、作業を行う以外方法がありません。ですから、商品代金は、貿易会社経由の支払いになり、コミッションは、外側で取りたいので、個人口座に。。という処理方法をおこなっているケースを良く見ます。
 
 ※ 中国から、海外に商品を輸出する際に、輸出する商品代金は、海外から外貨で振り込む必要があります。


 これは、中国貿易のルールです。海外から中国の貿易権のある企業に振込み、それで、その後、貿易権のある企業は、外貨管理局で、外貨を人民元に両替します。そのときに処理する書類が、外貨カクショウ単という書類です。
 この書類の処理をした時点で、中国から海外に輸出通関が出来ます。
 中国から海外に輸出通関する際には、税関で、外貨カクショウ単という書類の提出を求めらる。
 このような仕組みになっています。
 中国貿易の流れは、世界の貿易とちょっとルールが違います。



◆ 中国ビジネス情報は、「小谷学ドットコム」
http://www.kotanimanabu.com


2008年05月23日 某雑誌企画、『第三回 小谷学の公開手相鑑定』 UPしました。
中国で日本人向け雑誌で有名な「SUPERCITY」のWeb版の企画

第三回 小谷学の公開手相鑑定』 が、UPしました。
 本日、弊社で、動画の撮影、鑑定を行いました。

今回の鑑定依頼者は、24歳女性でした。
動画での解説も行っています。

手相に興味がある方、是非 ご覧ください。


2008年05月23日 すばらしいシンクロ
 今日は、一つ素晴らしいシンクロがあった。それは、日本の某大手クライアントからの案件で、中国でオフィス家具の工場を検索してほしいという依頼があった。

 どの工場にしたらいいのか悩んでいたら、今日来社いただいたお客様が、まさに世界的有名なオフィス家具の日本の総代理をしている方でした。

 まさに、シンクロだと思いました。
 世界的に有名なオフィス家具で、日本にまだ、ほとんど入っていないオフィス家具を、これから導入できるように話を進めていきます。
  
 いや、どうしようかと悩んでいたのですが、解決してよかったです。


2008年05月23日 中国貿易情報 『個人口座に振り込むように指示をする業者』
 中国貿易の取引で、時々質問があるのですが、『中国の取引先が、法人口座ではなく、個人の口座に海外送金をしてほしい・』といわれたのですが・・・どうしたらいいのですか?

 という内容を聞かれことがあります。

 その理由を聞くと、法人口座だと『税金がかかる。』『手数料が高い』など、いろいろ中国側の業者が言うというのだが、その真相は、如何に・

 本当の理由は、簡単です。ほとんどの場合が、『貿易権』を持っていない企業ということになります。
 『貿易権』の持っていない企業は、海外から外貨で送金してきても、商品購入の目的での入金では、お金を銀行で受け取ることができません。
 制限があります。
 ですから、個人口座への入金を求めるケースが多いのです。個人口座への入金は、お金は、受け取ることができますが、日本側で送金をする際に、多額の金額を個人に送る理由を求められる場合があり、法人でなければ、いろいろ問題がおこるケースがあります。
 それ以外にも、個人口座の場合は、T/T送金以外できません。
 たとえば、L/C で決済したいと思っても、個人の場合はL/Cではできない。という問題点があります。

 中国の法律の観点から言えば、中国の個人口座に送金したお金で、海外に商品を輸出することは、禁じられています。
 ですから、万一、中国の取引先と問題が起こった場合は、違法行為をしての送金ですので、法律的に保護などされるわけがないのです。
 
 中国貿易をする際に、個人口座に送金をすすめる業者との取引は、当然やめるべきです。

 最近、日中間の距離が近くなり、今まで貿易を行っていなかった日本の企業も中国と直接取引きを行うようになってきました。
 それは、日中間の経済の活性のためには、非常にいいことだと思いますが、逆に言えば、貿易に対して、素人である企業が参入していることで、知識がないことで起こっている問題も多数あります。
 日中貿易をする前に、事前にプロに確認してください。未然にトラブルを防げます。
 
 国によって、法律が違いますので、知らなかったで済まされないことがあります。一歩間違えば、犯罪者ってこともありますよね。


■ 小谷学の中国貿易無料相談、随時実施中! 事前に予約してくださいね。


http://www.kotanimanabu.com




顧問会員企業募集中

 

小谷大明神への祈願方法

小谷 学のオフィス

日本法人 一般社団法人 ジャシボ  【東京事務所】 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル2F TEL 03-4590-3020  【神奈川 本厚木事務所】 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-10-3 中町三紫ビル501 URL : www.jcbo.org 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司

中国貿易のノウハウを、小谷学が解説

中国からの商材調達は、弊社にお任せください!小谷学が経営するSFE貿易をよろしくお願いします。

上海・香港における法人登記・オフショア法人口座開設は、SFEで!


御連絡先 TEL 03-4590-3020(東京)

Twitterボタン
Twitterブログパーツ

GOOGLEでブログ内検索

 

アリババ中国貿易講座 の情報は!!

■中国進出のサポート企業の紹介 環境対策商品『マリンの紹介』


 SFE 代表 小谷 学氏が中国 人民政府から頂いた日本企業の中国進出に関する高級顧問委託書類

『小谷 まなぶ』の 中国ビジネス 動画 セミナー 全内容公開!!


東京浅草 中国ビジネスセミナー 2時間50分

 


福岡中小企業振興センター 中国ビジネスセミナー 1時間57分

 


東京 四谷 中国ビジネスセミナー 2時間34分

 


東京 上野中国ビジネスセミナー 1時間8分

 

 

 
BBS7.COM
MENU RND NEXT

■小谷まなぶの関連ホームページ
小谷学の開運!中国ビジネスブログ!
上海家具ドットコム 家具工場の紹介
賃貸倉庫・神奈川県内物件
上海和歌山県人会のホームページ(公式)
ジャパンフードビジネス
アジアトレード
日本選挙研究会
FIDELI 小谷学の中国ビジネス奮闘記
あかつき行政書士事務所

友人相互リンク

島原管材のホームページ

NEO/CUBE的生活

諸磯神明社 掃除ボランティアの会

SEO対策:上海
SEO対策:貿易
SEO対策:コンサルティング
SEO対策:中国
SEO対策:ビジネス
free counters

過去のブログ

2006年9月15日

開始

2014年3月の記事 2014年2月の記事 2014年1月の記事 2013年12月の記事 2013年11月の記事 2013年10月の記事 2013年9月の記事 2013年8月の記事 2013年7月の記事 2013年6月の記事 2013年5月の記事 2013年4月の記事 2013年3月の記事 2013年2月の記事 2013年1月の記事 2012年12月の記事 2012年11月の記事 2012年10月の記事

2012年9月の記事 2012年8月の記事 2012年7月の記事 2012年6月の記事 2012年5月の記事 2012年4月の記事 2012年3月の記事

2012年2月の記事 2012年1月の記事 2011年12月の記事 2011年11月の記事 2011年10月の記事 2011年9月の記事 2011年8月の記事

2011年7月の記事 2011年6月の記事 2011年5月の記事 2011年4月の記事 2011年3月の記事 2011年2月の記事 2011年1月の記事

2010年12月の記事 2010年11月の記事 2010年10月の記事 2010年9月の記事 2010年8月の記事 2010年7月の記事 2010年6月の記事

2010年5月の記事 2010年4月の記事 2010年3月の記事 2010年2月の記事 2010年1月の記事 2009年12月の記事 2009年11月の記事

2009年10月の記事 2009年9月の記事 2009年8月の記事 2009年7月の記事 2009年6月の記事 2009年5月の記事 2009年4月の記事

2009年3月の記事 2009年2月の記事 2009年1月の記事 2008年12月の記事 2008年11月の記事 2008年10月の記事 2008年9月の記事

2008年8月の記事 2008年7月の記事 2008年6月の記事 2008年5月の記事 2008年4月の記事 2008年3月の記事 2008年2月の記事

2008年1月の記事 2007年12月の記事 2007年11月の記事 2007年10月の記事 2007年9月の記事 2007年8月の記事 2007年7月の記事

2007年6月の記事 2007年5月の記事 2007年4月の記事 2007年3月の記事 2007年2月の記事 2007年1月の記事 2006年12月の記事

2006年11月の記事 2006年10月の記事 2006年9月の記事

 


inserted by FC2 system

記事タイトル一覧

カテゴリ一覧


北京][天津][上海][広州][深セン][香港][トラベル][ビジネス][ゴルフ][上海雑技
[上海のホテル][北京のホテル][天津のホテル][広州のホテル][深センのホテル][香港のホテル]
Copyright(C) since 1998 Shanghai Explorer
y_12
inserted by FC2 system