小谷 まなぶの中国ビジネス日記~中国で日本式サービスの貿易商社を経営する。:エクスプロア・ブログ
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経営コンサルタント & 運命鑑定士


 


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一般社団法人 ジャシボが運営する『ジャシボ学園』 ビジネス・精神世界の人材育成をおこなうための学園です。本拠地は、神奈川県厚木市 本厚木からスタート。中国ビジネス・語学スクール・精神世界スクール・海外の大学と提携して、海外留学サポート等




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【イベント、講演依頼】



小谷まなぶ先生による手相鑑定および、ビジネス、占いなどの分野で講演いたします。企業イベントなどで講師として、手相鑑定の先生として、ご要望がございましたら、出張にて、対応いたします。



講演料 イベント等での鑑定料として、4時間以内で、出演料10万円にて対応いたします。交通費及び宿泊費は別途請求いたします。ご希望がございましたら、御連絡ください。



■占い経営コンサルタント 小谷 学



通常のコンサルティング手法とは違い、手相を中心として、個人の運気、易学など各種占いの方法を用いて、業務にどう対応するかアドバイスいたします。複雑化するビジネス世界で、きっと、占いの世界は役に立つでしょう。お手伝い致します。



【自己紹介】

・神奈川県在住 現在

・氏名 小谷 まなぶ

・出身 和歌山県

・上海暦 17年目 

【出身校】 

・高校 近畿大学附属和歌山高校

・大学 国立 東京商船大学(東京海洋大学)

・留学 上海師範大学 【職暦】

・東証一部 IT企業 トランスコスモス株式会社

・東証一部 日系塗料メーカー 上海勤務

・上海外高橋保税区 日系物流倉庫会社 総経理

・30歳の時独立 SFE貿易を起業 【運営法人】 中国法人 上海泉能貿易有限公司 香港法人 香港泉能貿易有限公司 日本法人 一般社団法人 ジャシボ ■ セミナー実績『講師実績』

・鳥取県青年会議所 「中国貿易セミナー」

・名古屋地区青年会議所 「中国ビジネスセミナー」

・名古屋異業種交流会「旬の会」「中国貿易セミナー」

・西日本シティ銀行 義烏視察ビジネスセミナー

・新建新聞社主催、中国建材セミナー

・宮崎県ジェトロ主催「中国ビジネスセミナー」

・上海・東京・福岡にて、自社で主催の「中国ビジネスセミナー」を多数開催 セミナー受講人数 3000名以上

・その他、上海企業研修時に講師を行なう。 【教育関連】

・北京大学 EMBAコース講師(中国)

・中京大学 非常勤講師 (日本)

・上海立信会計学院 特別講座講師(中国上海) 【中国関連 人民政府顧問等】

・江蘇省大豊市 日本企業誘致顧問

・江蘇省海安県 企業誘致高級顧問

・上海市 旗忠経済城 誘致顧問 【役職】

・上海和歌山県人会 幹事 【連載記事】

・中国の日本語雑誌「SUPERCITY」のWEB版にて『小谷学の手相鑑定』のコーナーを毎月連載 【趣味】

・ドライブ・旅行(パワースポット巡り)

・お寺参り・占い・ スピリチュアルな世界の探求・商売 【好きなもの】

・自動車・パソコン・アキバ系のもの、多少オタク! ■香港法人 香港泉能貿易有限公司

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2009年01月11日 中国で日本式サービスの貿易商社を経営する。
 私は、日本式サービスの概念で、中国で貿易商社を行うことを目標で始めました。中国発、日本式貿易商社。サービスは、日本式、プライスは、中国価格。

 日本に拠点を持っていない理由はあります。それは、コストです。今の時代、本社をどこにするかは、はっきり言って関係ありません。
 日本人だから、日本に拠点を持って商売しなくていけないということを考える必要がないと思うのです。
 正直、コストメリットを出せるところで、商売をするのが、商売の鉄則だと思います。 
 上海を選んだ理由もそこにあります。上海は、日本に近い。港がある。空港がある。物流も便利である。上海から日本の多くの港に毎日、コンテナの便が出ています。そのほかの理由は、日本より人件費が安い。
 私の会社は、スタッフは、私以外、すべて上海人を雇っています。
 しかし、感じることは、言葉は、日本語が離せなくても、人間として仕事が、日本人と中国人との能力の差に、どれだけあるか?と言えば、私は、今の若い人をみていると、さほど差を感じません。
 別に、教えているわけでもないのですが、パソコンの簡単な操作くらいなら、だれでもできますし、中国語ができれば、伝えた内容の仕事もこなしてもらえます。

 私の会社には、特に高学歴な人は雇っていません。貿易会社といっても、外国とのやり取りは、私が一人ですべてやっているので、スタッフに語学力を必要としません。貿易会社ですから、結局、工場や、問屋などから、商品を仕入れて、仕入れた商品をコンテナにつめて、日本(海外)に送るだけです。
 弊社のスタッフは、何をしているかと言えば、各工場へ行って、商品の検品や、数量を数えたり、また、アルバイトを雇ってきて、トラックへの荷物の積み下ろし、梱包屋を呼んできて、商品に木枠梱包をしたり、コンテナのバン積めに立会い、荷物をどこに積むかを考えて積む仕事を行っています。
 これは、物流の部分です。
 
貿易会社で大切な仕事は、商品の価格、納期が決まったら、製造に入るわけですが、製造は、貿易会社が行いません。荷物を運ぶという流通の部分を代行して行うことが仕事です。

 貿易実務は、貿易実務の専門のスタッフが要ります。これは、かなり知識が要る部分です。
 中国貿易を行う際には、一番難しいのが、書類をどう集めて、どう作成するかということです。通常貿易をするさいには、インボイスと、パッキングリスト、B/Lという書類があれば、できるなかな・・・と思っている人が多いと思いますが、中国の場合は、かなり複雑です。

 日本側は、貿易権という中国のような限定した資格が企業にとって必要でないので、だれでも貿易ができます。通関する際に、細かい書類、納税する際の計算などは、通関士や、乙仲業者という専門の代理会社委託すれば、荷受人、出荷人は、だれであっても輸出入通関ができます。
 一部、特殊な品目に対しては、免許制のものもあるので、出来ない商品がありますが、一般商品に関しては、日本の輸出入通関は、特に難しいことはありません。
 ただ、輸入した商品、輸出した商品が、一体、どんな素材で、どんなものなのか、わかれば、それに対して、通関書類を作成すればいいだけです。
 しかし、中国の場合は、そう簡単ではないのです。
 中国の場合は、貿易権というものには、商品代金の支払いなどの規制があり、この書類のことを、『外汇核销单』と言います。
 中国貿易で一番難しいところは、外貨送金に対するさまざまな規定があり、お金と輸出入が連動していることが業務を複雑化しています。
 
 日本からの輸出入関して、海外への支払い、送金などは、まったく規制がありません。しかし、中国からの外貨送金に関しては、いろいろ細かい規制があります。
 輸出した商品代金は、海外から外貨で送り、外貨管理局経由で、両替する。それで、外汇核销单の処理をするなど。


 
 また、輸入した商品代金の送金に関しても、輸入価格のインボイスプライスに対して、増値税、関税を支払った価格に対して、その金額に対しては、外貨管理局で、人民元を外貨に両替して、海外に送金することができる・・など、お金に関して、実際に商売をしている企業以上に、国が管理しています。

そのような部分の処理だけは、プロが必要です。弊社では、そのような処理を理解しているスタッフ、会計士などは、5名雇っています。
 その他、輸出入通関に関する安全証明『商検』などの書類作成業務を日常の作業として、行っています。
 私自身が、中国貿易の日本式サービスの貿易商社を運営するにあたり、考えたことは、実際の中の仕事は、複雑ですが、お客様から見て、仕組みを簡単にすることにあります。
 簡単に日中間貿易をできるような仕組みづくりが大切だと思ってスタッフを雇って、ビジネスモデルを作ってきました。

 今、言えることは、商品は、お客様が選んで、値段もお客様が決めてもOKです。
そこからの仕事、貿易実務全般(税金計算、外貨決算処理、貿易書類作成、通関実務)そして、国際物流全般の手配「中国国内トラック輸送、梱包、荷物の積み込み作業、薫煮処理、船舶のブッキング、コンテナ手配、日本側、通関書類の作成など)流通にかかわる一連の仕事、中国側で完全にアウトソーシングで受けて行うことをしています。
 中国で、明瞭である貿易をすることが、私の目指してきたビジネスモデルです。




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