ここ最近、今の不況の状態、大量リストラの現状などを考えれば、それに対応しサポートビジネスが急務に感じてきました。
大量にリストラになれば、職を求めて、新しい動きが生まれます。しかし、再就職という道は、現状、何百万人も職がない現在、まともな職業もなく、退職金と、貯蓄などを合わせて、起業をする以外、収益をえる方法が考えにくくなります。
しかし、個人の方の出展の場合は、予算に限界があります。
特に、不況になれば、飲食店の出店が増えます。人が毎日必要なものは、食です。食をビジネスにすることは、絶対需要としては、なくならない産業だからです。
不況の時代に、起業するには、『食』のビジネスということになるのでしょう。
しかし、問題は、飲食店の出店コストの問題があります。テナントを借りて、店舗内装をして、それから、運転資金を考えて・・・と起業するための試算をしてみれば、個人の投資ではかなりの予算が必要になり難しくなります。
そうなれば、どこで初期投資を抑えてビジネスをはじめるか?と考えれば、テナントは、借りないと商売にならない。店の運転資金がなければ、商売になりません。この2つの部分に関しては、どうしても必要な資金です。
それでは、唯一、コストを抑えることが考えられるのは、『店舗内装費用』です。
店舗内装費用を抑えることで、出店する際に総投資額を抑えることが可能です。しかし、今の現状は、厳しく、店舗内装の設計事務所に相談しても、坪単価60万円というのが、一般的で都内の場合は、80万円程度するところも結構あります。
しかし、これだけのコストをかけてビジネスをしようと思っても、初期投資額が大きすぎて、たとえ出店ができたとしても、回収の目処がたたないというのが現状です。
生きるために、最後の賭けで勝負をするビジネスにしては、この条件では、厳しすぎます。
店舗の内装を格安で提供することが、今の時代一番大切なことではないかと考えています。
私は、以前から店舗なんて、舞台を創るようなもので、パネルで、敷居を作り、そのパネルの上に、装飾をして、見た目がきれいだったらいいんじゃないか。パネルで店舗を作って張り合わせて、空間をつくれば、十分見た目にきれないお店になる。
家具や、テーブル、ソファ、店舗什器の特注は、中国の工場で作って直接日本に送り、フローリング、タイル、また、ガラス類などは、中国の問屋で買えるので、あっちこっちから買い集めて、平米単位で発注して、まとめてコンテナにいれて、日本に送る。
照明器具は、ソケット式のものは、電球を日本のもので行えば、普通に使えますし、あとは、絵画や、オブジェも中国の問屋で買えば、日本より激安です。
それ以外にも、お皿、コップ、また、店員用の制服なども、レストラン用品の問屋で発注すれば、格安で入手することができます。
中国人もレストランを作る際には、そのような購入の仕方をしています。
キッチン関連も、設備は、安全の為に日本のものを使わないといけないですが、設備以外のステンレスの棚や、収納箱などは、中国で特注で作ってもそれほど高くありません。
空間に必要なものを、中国のあっちこっちの市場や、工場からかき集めて必要な設備を購入して、日本におくることで、かなり格安で店舗をつくることができます。
一番問題なのは、日本側で施工する業者との関係です。
設備、商材は、中国で調達できたとしても、設置する業者が協力してもらなければ、中国からの設備調達の店舗造りが成功しません。
コンテナ単位での輸送は、いくらかかるか?大体の目安ですが、上海~日本の指定場所まで トータルで 20FEETで20万円~30万円 40FEETコンテナで30万円~50万円の間だと思えばいいのです。
コンテナの箱に入る荷物の量は、2.3m×2.3m×6m のサイズが20FEETコンテナです。
2.3m×2.3m×12m のサイズが40FEETコンテナになります。
このサイズの箱に荷物を詰め込んで、日本の現場に直接送ることで、かなり、お店を安く作ることができます。
過去に何度も同じケースがお店作りを行っていますが、過去の実績で、日本調達の資材コストより、70%OFF のコストで資材を調達できたという実例があります。
考えてみてください。3000万円かかるはずのコストが
3000万円の30%のコスト 3000万円×0.3=900万円のコストでお店作りの資材が調達できたことになります。
施工費は、いずれにしろ、どこで調達しても必要になるので、施工する際の人件費をプラスすれば、お店はできてしまいます。
後は設計料や、営業許可取るための必要な設備がありますが、これは、日本での調達ということで良いと思います。
坪単価を60万円から、 もし、30万円程度にまでコストを下げることができれば、個人投資による起業も増えると思います。逆に言えば、もう、自分で事業を起こさないと、生きて行くのが厳しい時代になっているのですから、それに対応したビジネスモデルの提案が急務だと思っています。
■中国建材家具の調達 特注建材家具の受注は
http://www.kenzai-kagu.com/